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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
ハント兄弟による「銀の木曜日」事件からも分かるように、NY銀は「投機色」が濃い銘柄と言えます。
明後日日曜日は少し貴金属から離れ「ミーム株」について取り上げますが、本日のテーマは3年前のゲームストップ株騒動のときもターゲットになったの「NY銀」です。
一時は景気銘柄の雄とも言われていた銀ですが、今は「投機銘柄」の代表格です。
日本時間昨日7時より再開した時間外取引で、NY銀は一時30ドルを記録しました。
NY銀の30ドル乗せは、2021年2月1日以来です。
冒頭の「ミーム株騒動」以来で、このときは掲示板に「NY銀は1,000ドルまで上がる」と書き込まれたことにより、NY銀は30.35ドルまで一時30.35ドルまで上昇しました。
昨日の30.098ドルは、このとき以来の数字です。
特にNY銀については需給面を考えず、あくまで投機ポジションによる動きと考えますので、CFTC建玉明細を確認します。
左軸:NY銀(ドル) 右軸:ファンド買い越し(枚)
上記は、「コロナパンデミック」以降のNY銀大口投機玉買い越し推移です。
FRBによる「緊急利下げ」が期待されていた2020年2月、ファンド買い越しは77,877枚にまで膨らみましたが、以降はだいたい6万枚を上限とした推移が続いています。
最新データは5月7日時点のもので、このときのファンド買い越しは53,652枚でした。
4月12日に高値29.905ドルを記録していますが、この週の買い越しが59,340枚。
やはり6万枚がピークでした。
次のデータは5月14日時点の中身が公表されますが、28.702ドルで終了した日のものです。
「ゲームストップ株」事件以来となる30ドルを記録した昨日の中身が含まれたデータは、来週末の公表予定です。
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