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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
▼JPX金、白金総取組
金と白金の取組が対照的となっています。
左軸:JPX金 右軸:総取組(枚)
5月8日の金総取組は51,690枚、昨年12月18日の51,753枚以来の水準へ増加しています。
一方昨日の白金総取組は、24,299枚にまで減少しています。
右軸:総取組(上下逆注意)
高値圏であるとともに高額な証拠金がネックとなっていたため、先限への乗り換えも限定的、総取組は3年3カ月ぶり水準にまで減少しています。
個人投資家は明らかに「金買い白金売り」ポジションに傾いており、結果白金相場が軽くなり、金相場の上値が重くなっていました。
▼金白金価格差
結果、金白金価格差は一時6,706円まで縮小しています。
縮小した要因のひとつには、ドル円上昇一服もあったでしょう。
左軸:金白金価格差(円) 右軸:ドル円
140円台前半で始まった今年のドル円相場でしたが、4月29日には一時160円20銭まで上昇。
ピークはズレていますが、金白金価格差拡大もドル円上昇もそれぞれ一服しています。
▼内部要因
これまで個人投資家が「金買わな過ぎ」「白金買い過ぎ」により、金白金価格差が拡大していました。
買わな過ぎ、買い過ぎについては、「投資部門別建玉内容集計表」を数値化しました。
左軸:金白金買い越し比率差(上下逆注意)
緑色のラインが上だと白金買い過ぎ、下だと金買い過ぎとなります。
5月2日時点の個人投資家による金買い越し比率は44.01%、白金は26.81%で、個人投資家は金を多く買っていることが分かります。
今回、白金の証拠金が大きく引き下げられました。
取組枚数に変化が見られる可能性があるため、今週以降の白金総取組が注目されます。
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