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大起証券㈱ Tel:06-6300-5757(代表)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
<今週の予定>
・14日:パウエル議長講演
・15日:米消費者物価指数、小売売上高
・17日:中国鉱工業生産、小売売上高
<CFTC建玉明細>
金
(直近3週間)
右軸:大口投機玉買い越し
5月7日終了時点のNY金大口投機玉の買い越しは199,567枚。
前の週と比べ、4,643枚買い越しが減りました。
前週末のFOMC、雇用統計といったドル安イベントを経過しましたが、買い越し減でした。
白金
(直近3週間)
右軸:大口投機玉買い越し
5月2日終了時点のNY白金大口投機玉の買い越しは13,660枚。
前の週と比べ、6,863枚買い越しが増えました。
大口投機玉は売りを減らし、買いを増やしたことが確認されました。
CFTCとは”US. Commodity Futures Trading Commission”の略で、米商品先物取引委員会のこと。各取引所の建玉明細を開示することを義務付けており、毎週金曜日引け後にその週の火曜日時点の参加者別建玉明細”Commitments of Traders”を公表している。
<今週の見通し>
先週のFOMCや米雇用統計を経て、年内利下げ確率は9割近くにまで上昇しています。
しかし当局者からは年内利下げ見送りを示唆する発言も相次いでいるため、今週水曜日に予定されている米消費者物価指数の発表が注目されます。
2024年に入り、CPIは4カ月連続で事前予想を上回っています。
ここへきてようやく鈍化の兆しが見られるとの期待も高まっているようで、発表の中身が注目されます。
また、先週失敗に終わったガザ休戦協定の行方にも注目が集まる1週間です。
この週末、イスラエル軍はガザ北部で地上戦を展開しています。
混迷を極める中東情勢、休戦協議へ向けた動きが再始動となるか注視されます。
火曜日にはオランダ外国銀行協会にて、パウエル議長が講演を行います。
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
<会員様向け>
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