応援よろしくお願いいたします。
お問い合わせ(平日08:00~17:00)
大起証券㈱ Tel:06-6300-5757(代表)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
FOMCとは
米国連邦市場委員会(Federal Open Market Committee:FOMC)の略。FRB(Federal Reserve Board:連邦準備制度理事会)理事と連邦準備銀行総裁(地区連銀総裁)が参加する米国の「金融政策の基本方針を決定する会合」。FOMCの構成メンバーは12名だが、そのうちの7名はFRBの理事で残り5名はアメリカに12地区ある連邦銀行の総裁。連邦銀行総裁のうち1名はニューヨーク連邦銀行総裁が務めることになっており、残りの4名は他の連邦銀行総裁が持ち回りする。
米国時間4月30日より二日間の日程で、FOMCが開催されます。
会合後の声明は日本時間5月1日早朝3時に公表され、その後3時半からパウエルFRB議長による会見が行われます。
前回会合の概要と、今回のポイントをまとめます。
<前回会合>
2024.03.20
ドットチャートから年内2回以下の利下げを予想したメンバーが約半数いたものの、パウエル議長による会見を経て市場はハト派反応となりました。
ダウが400ドル上昇するなど、早期の利下げ期待が台頭しました。
<今会合のポイント>
年初よりインフレの抑え込みに自信を見せていたパウエル議長でしたが、先週末の物価指標はその自信をへし折る内容となったようです。
前回会合後の会見にて、パウエル議長は高金利を従来の予想よりも長く維持する可能性が高いことを示唆しましたが、おそらく今回も前回内容を踏襲することになりそうです。
年内利下げは最大でも2回にとどまる公算で、引き続き「より高く、より長い」引き締め政策が意識されそうです。
<FF金利見通しとNY金への影響>
「逆イールド」が継続しており、FRBによる「より高く、より長い」政策金利が維持される見通しであることが分かります。
左軸:上海総合指数 右軸:FF金利(上下逆注意)
上海総合指数は上値の重い動きが続きます。
右軸:FF金利と2年債利回りとの乖離(上下逆注意)
NY金が割高となりました。
FOMC声明は日本時間5月2日午前3時、議長会見は3時半です。
お問い合わせ(平日08:00~17:00)
大起証券㈱ Tel:06-6300-5757(代表)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
「浪風谷本」メール会員募集のお知らせ
メール会員にご登録いただきますと、1カ月間最新の相場情報を無料でお届けいたします。
まずはお役に立てるかどうか、お試しください。
よろしくお願いいたします。