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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
▼ドル円は1990年以来の円安水準
年初来上昇が続き、それでも152円付近では踏ん張っていたドル円でしたが、先月の米CPIや小売売上高を経て、ドル円は34年ぶり水準へと切り上がっています。
月末週ということもあり、今週は米国物価関連指標が集中します。
ブラックアウト期間中ということもあり当局者からの発言は聞かれないため、ドル円相場は経済指標になびく可能性があります。
一方で日本当局による為替介入の可能性もあり、引き続き指標発表前後でのボラティリティの高まりには警戒が必要です。
▼円キャリートレード
米商品先物取引委員会(CFTC)によると、先週火曜日時点の円大口投機玉は165,619枚売り越しであることが判明、日経新聞によると4年10カ月ぶりの高水準です。
右軸:円大口投機玉買い越し(上下逆注意)
ドル円は34年ぶり水準へ上昇、大口投機玉は売り玉を21万5千枚にまで増やしています。
米国の利下げ後ずれ、日銀による引き締めが緩やかになる見通しなどから、さらなるドル円の上昇、投機玉による円売り乗せが警戒されます。
一方で、記録的な円ショートが市場の波乱となる危険性もはらんでいます。
積み上がった円ショートポジションが大きい分、何かのきっかけで買い戻しが始まった場合、その反動も大きくなることが予想されます。
今週末には木曜日に米GDP、金曜日にはPCEコア・デフレーターなどの経済指標の発表が予定されています。
また、金曜日には日銀政策が公表されます。
いずれもドル高円安となる可能性が指摘されていますが、特に日本はGW入りを控えていることもあるため、変動が大きくなることが警戒されています。
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