地政学リスクは一服、市場はリスクオンに傾斜 | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

▼注目経済指標

・米シカゴ連銀全米活動指数0.15(予想0.07  前回0.09)
・ユーロ圏消費者信頼感指数-14.7(予想-14.5  前回-14.9)

 

▼ニュース、要人発言

国内金の小売価格、円安で最高値更新 3営業日ぶり
金(ゴールド)の国内価格が3営業日ぶりに最高値を更新した、指標となる地金商最大手の田中貴金属工業が22日発表した金の小売価格は、前週末に比べ59円(0.5%)高い1グラム1万3105円と、これまでの最高値だった17日の1万3099円を上回った、買い取り価格も前週末比60円(0.5%)高の1万2996円だった(日本経済新聞)
6日間で13%下落のTSMC、一段安の可能性ーオプション取引が示唆
半導体受託生産最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の慎重な見通しや、人工知能(AI)トレードが巻き戻されるとの懸念を受け、同社の米国預託証券(ADR)のオプショントレーダーは相次ぐ弱気な見方に直面している、ブルームバーグ集計のデータによると、TSMCのADRのプットオプション(売る権利)の取引高は19日、1月以来の高水準に増加した、TSMCはここ6営業日で13%下落し、時価総額1000億ドル(約15兆5000億円)余りが消失した(ブルームバーグ)
ヘッジファンドが株への姿勢転換、今年最も弱気に=ゴールドマン
ヘッジファンド各社は今月、株式に対して今年最も弱気な姿勢に転換している、インフレの高止まりと地政学リスクの再燃が株式市場を圧迫していることが背景、米金融大手ゴールドマン・サックスが18日、顧客に送った資料で明らかになった、ロイターはこの資料を19日に閲覧した(ロイター)
ECB高官、FRB型ドットチャートは政治圧力招くと懸念=関係筋
欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事は先週、米連邦準備理事会(FRB)の「ドットチャート」のような金利予測分布図を公表することを提案したが、域内中銀総裁の多くは各国政府からの圧力を懸念しており、同意を取り付けるのは難しい可能性がある、関係筋が明らかにした(ロイター)
銀の太陽光需要、23年は予想超す6割増 国際価格上昇も
国際調査団体のシルバー・インスティチュートの需給統計で2023年の銀の太陽光向け需要は予想より上振れし、前年に比べ6割増えた、太陽光向けの好調などを背景に24年の銀の総需要は増加に転じる見通しで、供給不足のなかで国際価格が上昇する可能性がある(日本経済新聞)
北朝鮮が弾道ミサイル発射 日本海に向け、既に落下か
韓国軍合同参謀本部は22日、北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイルを発射したと明らかにした、日本の海上保安庁は、防衛省からの情報として既に落下したとみられると発表した(共同通信)
イスラエル軍がラファ空爆、女性や子供ら24人死亡とガザ当局
イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ南部ラファを21日深夜から22日朝にかけて空爆し、パレスチナ人24人が死亡したと、イスラム組織ハマスの保健省が発表した(ブルームバーグ)
半導体株指数が2カ月半ぶり安値 割高感で利益確定売り
22日の東京株式市場では、半導体銘柄で構成する日経半導体株指数が約2カ月半ぶりの安値を付けた、米長期金利の上昇で利下げ観測が後退し割高感が意識されたほか、米半導体大手エヌビディアなど主要な半導体関連株の売りが波及した(日本経済新聞)
ECB利下げ、フランスの財政引き締めを支援=仏中銀総裁
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は22日、ECBの利下げはフランスの財政引き締めに向けた適切な環境を整えるのに役立つと述べた(ロイター)
投機筋のドル買い越し、4年10カ月ぶり高水準
みずほ銀行が米商品先物取引委員会(CFTC)のデータから算出した、投機筋(非商業部門)による主要8通貨に対する米ドル合成持ち高の買越額は16日時点で254.6億ドルだった、2019年6月以来、4年10カ月ぶりの高水準となった、米国の利下げ時期が先送りされるとの観測からドル買い圧力が高まっていることを反映した(日本経済新聞)
 

東京前営業日比

 

04/22 15:15

04/23 06:00

円換算

ドル円

154.74

154.84

0.10

NY金

2,379.40

2,341.25

-177

NY白金

942.80

930.50

-55

(時間は東京タイム)

 

先週末に一時高まった中東リスクは、週末にはいったん落ち着いたもよう。
イスラエル、イランともに幕引きを模索している節が見られ、市場は落ち着きを見せています。
ドルは再び買い戻し優勢、ドル円は155円を試す動きです。
株価が反発を見せるなど、市場はややリスクオンの動き。
ユーロドルは1.06割れを回避、オセアニア通貨が強含んでいます。

 

▼株式

ダウ:38,239.98ドル(+253.58)

ナス:15,451.30(+169.29)

 

 

地政学リスクがやや後退し、ようやくハイテク株が反発しました。

 

▼債券

米10年債利回り:4.611%(-0.010)
実質金利:2.206%(-0.011)
期待インフレ率:2.405%(+0.000)

 

Date

NY金($)

実質金利(%)

04/18

2,398.00

2.229

04/19

2,413.80

2.217

04/22

2,346.40

2.206

(過去3営業日)

 

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

右軸:期待インフレ率(上下逆注意)

 

ブラックアウト期間ということもあり、債券市場はまちまちでの推移でした。

 

▼原油

NY原油5月物は、0.29ドル安の82.85ドルにて終了。

 

 

中東リスクの一服から、80ドル台前半での様子見ムードとなりました。

 

▼金

NY金6月物は、67.40ドル安の2,346.40ドルにて終了。

今朝の国内金は、155円安の11,618円で終了しています。

 

 

中東リスクの一服から、調整の動きが強まっています。

 

 

SPDR:831.91トン(変わらず)

 

▼白金

NY白金7月物は、12.50ドル安の931.30ドルにて終了。

今朝の国内白金は、35円安の4,603円で終了しています。

 

 

金に連れ安、パラも10ドル下落しました。

 

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