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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
▼注目経済指標
・独製造業PMI42.2(予想42.7 前回41.9)
・ユーロ圏製造業PMI45.6(予想46.5 前回46.1)
・英製造業PMI48.7(予想50.4 前回50.3)
・米製造業PMI49.9(予想52.0 前回51.9)
・米新築住宅販売件数69.3万件(予想66.8万件 前回63.7万件)
・米リッチモンド連銀製造業指数-7(予想-8 前回-11)
▼ニュース、要人発言
為替で適切な対応につながる環境整ったと捉えられてもいい＝訪米受け鈴木財務相
鈴木俊一財務相は23日の参院財政金融委員会で、日米、日米韓の財務相会談を行った今回の訪米を受け、最近の円安傾向を踏まえた為替に関する「適切な対応」について「そうしたことにつながる環境が整ったのかということについては、そう捉えられてもよいのではないか」と語った、勝部賢志委員(立憲)の質問に答えた(ロイター)
基調的な物価、2%に向けて上昇なら金利引き上げていく＝日銀総裁
植田和男日銀総裁は23日の参院財政金融委員会で、先行き、基調的な物価上昇率が日銀の見通しに沿って2%に向けて上昇していけば、金融緩和の度合いを調整し、短期金利を引き上げていくと述べた、物価・経済見通しやリスクが変化すれば、政策変更の理由になるとも話した。ただ、金利変更の時期や幅については、予断を持っているわけではないとした(ロイター)
米テクノロジー大手6社、収益の伸び年末にかけ大幅減速＝UBS
UBSグローバル・リサーチのストラテジストは22日、米テクノロジー大手6社の収益の伸びが今後数四半期に大きく減速するとの見方を示した、アップル、アマゾン・ドット・コム、アルファベット、メタ、マイクロソフト、エヌビディアの1株当たり利益の伸びが2024年第1・四半期の推計42.2%から25年第1・四半期には15.5%に低下すると予想している(ロイター)
フィッチ、日本の「A」格付けを確認－見通し安定的
格付け会社フィッチ・レーティングスは23日、日本の長期外貨建て発行体デフォルト格付け (IDR)「A」を確認したと発表した、格付け見通しは「安定的」とした(ブルームバーグ)
ECB6月の利下げ、サプライズなければ既定路線－デギンドス副総裁
欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は、ECBが6月に開く政策委員会の会合で利下げを決定する方向に進んでいるとの認識を明らかにした(ブルームバーグ)
英財政赤字、昨年度は公式予測上回る スナク政権に痛手
英国立統計局(ONS)が23日発表した2023/24年度(4-3月)の国有銀行を除く公的部門純借入額(財政赤字)は1207億ポンド(1490億ドル)と、公式予測を66億ポンド(81億ドル)上回った、年内に予想される総選挙を控えて減税を発表していたスナク政権には痛手となった(ロイター)
訪米中の麻生氏、トランプ氏と23日夜に会談と関係者－米大統領選控え
自民党の麻生太郎副総裁は、米国で23日夜にトランプ前米大統領と会談する見通しだ、事情に詳しい関係者が明らかにした(ブルームバーグ)
ユーロ圏、4月の民間部門活動が11カ月ぶり高水準－ドイツがけん引
ユーロ圏の民間部門の経済活動は、好調なサービス部門とドイツの成長回復にけん引され、11カ月ぶりの高水準に達した(ブルームバーグ)
英インフレ率目標の維持、労働市場の緩みが鍵＝ハスケル中銀委員
イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会のハスケル委員は23日、インフレ率が2%にとどまると確信するためには労働市場にもっと緩みが必要との認識を示した、大学で行われたセミナーで述べた(ロイター)
英総合PMI、4月速報値は11カ月ぶり高水準 コスト上昇も加速
S&Pグローバル/CIPSの4月の英国の総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は54.0で、3月の52.8から上昇し、11カ月ぶりの高水準となった、ロイターがまとめたエコノミスト全員の予想を上回った(ロイター)
英利下げはまだ先、インフレ巡る悪材料なくても＝ピル氏
イングランド銀行(英中央銀行)のチーフエコノミスト、ヒュー・ピル氏は23日、利下げ開始時期は近づいているものの、着手はまだ先との見方を示した(ロイター)
イスラエル、ラファ侵攻辞さず 周辺国は休戦交渉迫る
イスラエルはイスラム組織ハマスとの衝突を巡りパレスチナ自治区ガザ最南部ラファに侵攻する姿勢を強めている、強行すれば犠牲が拡大するのは必至だ、懸念を深める周辺国は戦闘休止交渉を進めるよう迫っている(日本経済新聞)
経団連十倉会長、今の円安は行き過ぎ－介入は政府・日銀が適切に判断
経団連の十倉雅和会長(住友化学会長)は23日、経済のファンダメンタルズ(基礎的諸条件)を踏まえれば、現在の円安は行き過ぎだとの考えを示した(ブルームバーグ)
為替介入は「相当近い」、円安・ドル高はかなり急速－古沢元財務官
元財務官の古沢満宏三井住友銀行国際金融研究所理事長は、円相場が1ドル＝155円に迫る中、為替介入までの距離は相当近づいているとの認識を示した(ブルームバーグ)
米総合PMI、4月は50.9に低下＝S&Pグローバル
米S&Pグローバルが23日発表した4月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.9と、4カ月ぶりの低水準となった、製造、サービスの両分野での減速が響いた、3月は52.1だった(ロイター)
ガザ病院敷地内から数百人の遺体、国連当局者「恐怖を覚える」
国連のターク人権高等弁務官は23日、パレスチナ自治区ガザの病院の敷地内で数百人の遺体が発見されたとの報告に「恐怖を覚える」と述べた、同氏の報道官が明らかにした、パレスチナ当局は今週、イスラエル軍が撤収した後の南部ハンユニスのナセル病院の敷地で多数の遺体が埋められていたと発表した、北部シファ病院でもイスラエル特殊部隊の作戦後に遺体が発見された(ロイター)
高市早苗経済安保相が靖国に 超党派議連も一斉参拝
高市早苗経済安全保障相は23日、東京・九段北の靖国神社を春季例大祭に合わせて参拝した、参拝後、記者団に「国策に殉じた方々の御霊(みたま)に尊崇の念を持って感謝の誠をささげた」と述べた、超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバーも一斉参拝した(日本経済新聞)
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
英当局者による早期の利下げけん制発言や英経済指標を受け、昨日はポンドが大幅に上昇。
米経済指標の失速もあり、ポンド高ドル安が進行しました。
ユーロドルも1.07台に乗せており、ユーロ円は2008年8月以来の水準へ上昇しています。
明日の米GDP、明後日のPCEコア・デフレーターが注目されています。
▼株式
ダウ：38,503.69ドル(+263.71)
ナス：15,696.64(+245.33)
ドル安が株式市場を下支え、ダウは4営業日続伸です。
▼債券
米10年債利回り：4.603%(-0.006)
実質金利：2.203%(-0.003)
期待インフレ率：2.400%(-0.005)
(過去3営業日)
右軸：実質金利(上下逆注意)
右軸：期待インフレ率(上下逆注意)
米経済指標の失速から10年債利回りは一時4.567%にまで低下しています。
▼原油
NY原油6月物は、1.46ドル高の83.36ドルにて終了。
中東懸念や株高、ドル安を受け、原油価格は反発に転じています。
▼金
NY金6月物は、4.30ドル安の2,342.10ドルにて終了。
今朝の国内金は、97円高の11,564円で終了しています。
中東の衝突回避を受け一時2,305ドルまで下落したものの、中東懸念やドル安により下げ幅を縮めています。
SPDR：833.63トン(+1.72トン)
▼白金
NY白金7月物は、8.50ドル安の922.80ドルにて終了。
今朝の国内白金は、1円高の4,540円で終了しています。
NY白金は910ドルで下げ一服、パラは11ドル上昇して引けています。
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