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大起証券㈱ Tel:06-6300-5757(代表)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
<今週の予定>
・6日:振替休日
・7日:豪中銀政策金利
・8日:新月
・9日:英中銀政策金利
<CFTC建玉明細>
金
(直近3週間)
右軸:大口投機玉買い越し
4月30日終了時点のNY金大口投機玉の買い越しは204,210枚。
前の週と比べ、1,319枚買い越しが増えました。
価格下落に伴い、当業者は2千枚ほど買い玉を減らしています。
白金
(直近3週間)
右軸:大口投機玉買い越し
4月30日終了時点のNY白金大口投機玉の買い越しは6,797枚。
前の週と比べ、667枚買い越しが減りました。
総取組は減少していますが、ポジションに大きな変化は見られませんでした。
CFTCとは”US. Commodity Futures Trading Commission”の略で、米商品先物取引委員会のこと。各取引所の建玉明細を開示することを義務付けており、毎週金曜日引け後にその週の火曜日時点の参加者別建玉明細”Commitments of Traders”を公表している。
<今週の見通し>
GWだった先週の日本市場を「介入ショック」が襲い、ちょうど1週間前の月曜日は一時160円台だったドル円が、週末には一時151円台へと下落しました。
先週末に公表された米雇用統計が事前予想を下回ったことによりますが、一方で「バッドニュースはグッドニュース」となり、先週末の米株式市場は上昇して引けています。
リスク選好ムードによりドル円の下落は一服しましたが、本日より中国が参戦することからさらにリスク選好的なドル安が進展する可能性があります。
特に先週月曜日のドル円上昇も中国タイムがスタートした10時半過ぎの動きでしたので、再び「財務省vs投機筋」による荒っぽい動きとなることが警戒されます。
さらなるリスク選好の進行が期待されるのが、「ガザ休戦協定」交渉成立期待です。
注目イベントとして、木曜日にイングランド銀行による政策金利の発表が予定されています。
利下げ開始のヒントが得られるのか、市場参加者が注視しています。
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
<会員様向け>
…
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