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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
海外からの資金流入もあり先月初旬より戻り歩調だった中国株でしたが、先週末以降やや軟調気味の動きが続いています。
これまで下落局面では当局が買い支えていた「人民元」でしたが、先週金曜日に公表された「人民元基準値」が7.1004元と前日の7.0942元から比べ大きく元安(ドル高)となったため、買い支え期待が大きく後退。
中国人民元は、対ドルで約4か月ぶりの安値に沈んでいます。
これまでドル/人民元は7.2近辺で抑え込まれており、当局による買い支えが人民元を支えていました。
ところが先週末の人民元基準値は前日から比べ大きく元安となったことから、当局がついに元安を「容認」し始めたのではないかとの思惑が生じています。
これをきっかけに、ドル高人民元安が進行。
前日の「スイス・ショック」に続き、この日は人民元の大幅下落からドルが買い戻されています。
ドル引き締め解除期待が高まっていたなか、先週のFOMCでは5会合連続で政策金利据え置きを決定。
パウエル議長は年内利下げ開始に言及したものの、時期については明言しませんでした。
高金利政策に耐え切れなくなった国が、政策金利を引き下げ始めています。
新興国受難となる「リスク回避的ドル高」が始まる可能性もあり、警戒される局面です。
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