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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
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▼注目経済指標
過度な円安容認できず、行き過ぎた動きには適切に行動＝神田財務官
神田真人財務官は25日、日米金利差が縮小方向にある中での足元の円安は経済のファンダメンタルズに沿っておらず、投機によるものだと指摘、日本経済に悪影響を与えるもので容認はできないと述べた、その上で、行き過ぎた変動にはあらゆる手段を排除せず適切な行動を取ると語った(ロイター)
独連銀総裁、国内の右翼過激主義に警告 ユーロ離脱は「大惨事」
ドイツ連邦銀行(中央銀行)のナーゲル総裁は、右翼過激派が同国の繁栄を脅かしており、ユーロ離脱は「われわれ全員にとって経済的大惨事」だと述べた、フンケ・メディアグループが23日にインタビュー記事を公開した(ロイター)
中国は消費拡大・生産性向上を、「岐路」に直面とIMF専務理事
国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は24日、中国が不動産市場の危機を迅速に解決し、国内の消費を拡大させるとともに生産性を高める必要があるとの認識を示した、中国政府高官とグローバル企業幹部との会合で「中国は過去に成功した政策に依存するか、質の高い成長の新時代に向けて自己改革を行うか、という分かれ道に直面している」と述べた(ロイター)
中国恒大集団、米破産法15条の申請取り下げ
中国不動産開発大手の中国恒大集団は24日、昨年8月に米国で行った連邦破産法15条の適用申請を取り下げると発表した、香港証券取引所への提出文書で明らかにした(ロイター)
人民元基準値、対米ドルで7.0996元 前週末比で元高設定
中国人民銀行(中央銀行)は25日、人民元売買の基準値を対米ドルで1ドル=7.0996元に設定したと発表した、22日の基準値に比べ0.0008元の元高・ドル安水準となる。対ドル基準値の元高方向での設定は2営業日ぶり(日本経済新聞)
鉄鉱石先物が上昇、中国の見通しを楽観視－先週は半年ぶり大幅な上げ
25日のシンガポール市場の鉄鉱石先物相場は上昇、最大の消費国である中国の景気回復の可能性に対する楽観的見方が強まった、先週は週間ベースで半年ぶりの大幅上昇を記録していた(ブルームバーグ)
日銀を意識せず暮らせるのが本来の姿、現在は過渡期＝植田総裁
日銀は25日、公式ホームページに植田和男総裁のインタビュー記事を掲載した、総裁就任の経緯などを語る一方で、日銀は経済のインフラを担っており、本来なら人々が日銀の存在など意識せずに暮らせるのがあるべき姿だと話した、現在はそうした通常の状態への「過渡期」との認識も示した(ロイター)
日経平均テクニカル:5日ぶり反落、「陰の丸坊主」示現
25日の日経平均は5営業日ぶりに反落した、安値引けしてローソク足は下ヒゲのない「陰の大引け坊主」を示現した(ロイター)
ゴールドマン、今年の商品投資に強気見通し維持 リターン15%に
ゴールドマン・サックスは、2024年のコモディティー(商品)投資について強気見通しを維持した、商品相場は年初来9%のリターンをあげており、需要に対する景気循環的あるいは構造的な支持と地政学的リスクを背景に年末までにリターンは15%まで増加すると予想されている(ロイター)
中国、自動車ローンの頭金引き下げ近く導入へ
中国国家金融監督管理総局は25日、自動車ローンの頭金比率引き下げを近く導入する方針を示した(ロイター)
中国人民銀の潘総裁、不動産市場にいくつかの「明るい」兆し
中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝総裁は25日、同国不動産市場について、いくつかの「明るい」兆しが見られるとしたほか、長期の健全かつ安定した発展に向けた「しっかりとした基盤」があるとの見解を示した(ブルームバーグ)
ユーロ圏賃金上昇率の正常化は順調に進展－ECBチーフエコノミスト
欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミストを務めるレーン理事は、ユーロ圏の賃金の伸びはより平時の水準に戻りつつあると指摘した(ブルームバーグ)
米アトランタ連銀総裁、利下げ年内1回にとどまるとの見方を再表明
米アトランタ連銀のボスティック総裁は25日、年内の利下げは1回にとどまるとの予想を改めて示した、経済が持ちこたえる限り、米金融当局は忍耐強く臨むことができると述べた(ブルームバーグ)
シカゴ連銀総裁、年内3回の利下げ見込む－インフレは鈍化との認識
米シカゴ連銀のグールズビー総裁は、年内3回の利下げを見込む政策当局者の中には自身も含まれると述べた、グールズビー総裁は25日にヤフー・ファイナンスとのインタビューで、3月19、20両日の連邦公開市場委員会(FOMC)後に公表された金利・経済予測の中央値と自身の見通しは整合的だと語った(ブルームバーグ)
FRB、利下げ時期慎重に見極め 物価低下一様でない＝クック理事
米連邦準備理事会(FRB)のクック理事 は25日、FRBは利下げに着手する時期を慎重に見極める必要があると述べた、クック氏はハーバード大学のイベントでの講演原稿で、インフレ低下と堅調な労働市場に言及した上で、「雇用と物価を巡る目標の達成に向けたリスクは、良好な均衡に移行しつつある」と述べた(ロイター)
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
中国人民元基準値の切り上げやポンド安一服から、ドル買い戻しも一服しています。
日本時間昨日朝方の神田発言があったものの、ドル円は151円台前半で底堅く推移。
週末にイースター連休を控えているためか、全般小動きでした。
▼株式
ダウ：39,313.64ドル(-162.26)
ナス：16,384.47(-44.35)
先週末のリスク回避的な動きが継続、週末のイースター連休も意識されています。
▼債券
米10年債利回り：4.249%(+0.051)
実質金利：1.912%(+0.062)
期待インフレ率：2.337%(-0.011)
(過去3営業日)
右軸：実質金利(上下逆注意)
右軸：期待インフレ率(上下逆注意)
FOMC以降の米10年債利回りの低下は一服しています。
▼原油
NY原油5月物は、1.32ドル高の81.95ドルにて終了。
ロシアの製油所が攻撃され、供給不足が懸念されています。
▼金
NY金6月物は、16.60ドル高の2,198.20ドルにて終了。
今朝の国内金は、36円高の10,574円で終了しています。
ドル安がNY相場をサポートしましたが、本取引に入ると上昇は一服しています。
SPDR：835.33トン(変わらず)
▼白金
NY白金7月物は、11.40ドル高の919.00ドルにて終了。
今朝の国内白金は、30円高の4,404円で終了しています。
ドル安が相場をサポート、パラは15ドル上昇し再び1,000ドルを回復しています。
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