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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
2月も半ばに差し掛かってきました。
これまでの国内白金は、先月末以降基本的には横ばい推移です。
しかし国内取組は「コロナショック」以来、特に先限取組は「ブレグジット投票」以来の水準に増加、異様な盛り上がりを見せています。
そろそろ動きそうな時間帯に入りますので、動きそうな要因をいくつかご紹介いたします。
▼NY総取組
今朝公表された13日時点のNY白金総取組は93,019枚。
9万枚越えは2020年3月以来、こちらも「コロナショック」以来のことです。
右軸:総取組(上下逆注意)
価格下落に伴い取組は増加、2月6日時点の建玉明細によるとファンドは売り玉を前の週から比べ約3千枚増やしたことが判明しています。
現在9万枚にまで増えた取組のうち、大半はファンドによる売り玉と推測されます。
一気に売り攻勢を強めるのか、膨れ上がった売り玉を手じまいするのか。
目先の相場動向を左右する重要なファクターです。
▼JPX総取組、先限取組は歴史的な多さ
昨日14日のJPX白金12月限取組は35,487枚でした。
総取組51,387枚に対し、69.06%を占めています。
先限取組枚数が3万5千枚を越えたのは2020年3月13日以来ですが、自然発生的な取組としては2019年6月25日以来です。
英ブレグジット投票の二日後です。
新ポ2月限発会まで残り6営業日、12月限取組がどこまで増えるのか。
2019年の場合は、先限取組のピーク、新ポ発会直前に底を打っています。
また国内白金については、「中身の悪さ」も指摘されています。
右軸:個人投資家買い越し(上下逆注意)
12月限発会直後の昨年12月29日、個人投資家買い越しは「54枚」でした。
先週8日に公表された2日時点のデータによると、個人投資家は16,402枚買い越しです。
白金個人投資家建玉内容
つまり、現在の個人買い越しはほぼ100%先限の内部要因と言えそうです。
▼2月中旬からボラティリティが高まる可能性
2018:2月中旬に天井、GW直前まで下げが続く(陰)
2019:2月中旬より上昇が始まり、4月第1週まで続く(陽)
2020:コロナショックの年、2月中旬から急落し3月に1,843円を記録(陰)
2021:2月中旬に大天井(陰)
2022:2月中旬から上昇し、3月第1週に天井(陽)
2023:2月中旬まで下落後に反発(陽)
それぞれの年の「2月中旬からGW」の価格推移、ご参考にしていただければと思います。
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