日銀会合とドル円推移

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谷本　憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

一部修正はあるものの、他国と違い日本銀行の政策に変化はありません。

特に2016年1月のマイナス金利導入以降、7年以上日本の政策金利はマイナス0.1%で変わっていません。

しかし為替取引は相手国がありますので、円の価値はその都度変化します。

為替は財務省管轄、日本銀行は関係ありません。

しかし、ドル円相場が日銀会合に左右される場合ももちろんあります。

以下は、日銀会合前後のドル円相場です。

JPX金声明公表当日朝、そして引けは、次のようになっています。

	朝	引け
2022年3月	7,384	7,361
2022年4月	7,758	7,820
2022年6月	7,867	7,920
2022年7月	7,505	7,488
2022年9月	7,724	7,717
2022年10月	7,801	7,786
2022年12月	7,856	7,634
2023年1月	7,855	7,963
2023年3月	7,995	8,030
2023年4月	8,545	8,600
2023年6月	8,807	8,845
2023年7月	8,743	8,725
2023年10月	9,560	9,620
2023年12月	9,306	9,344

ウクライナ侵攻以降を振り返りましたが、上昇下落についてはほぼ五分。

上昇幅は大きいが、下落幅は少ないです。

上がった時の反応は大きいものの、下げの反応は限定的です。

昨年12月の日銀会合では長期金利変動幅を0.5%に拡大、一日で5円を越える円高となり、JPX金は朝から比べ200円を越える下落となりました。

ご参考までに。

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