【ドル円】大地震を受け、マイナス金利解除は困難との見通しも | 浪風谷本

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Tel:06-6300-5757(代表
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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・中国財新メディア製造業PM50.8(予想50.3  前回50.7)
・独製造業PMI43.3(予想43.1  前回43.1)
・ユーロ圏製造業PMI44.4(予想44.2  前回44.2)
・ユーロ圏マネーサプライM3[前年比]-0.9%(予想-1.0%  前回-1.0%)
・英製造業PMI46.2(予想46.4  前回46.4)
・米製造業PMI47.9(予想48.4  前回48.2)
 

ニュース、要人発言

財新中国製造業PMI、12月は7カ月ぶり高水準 生産・受注好調
財新/S&Pグローバルが2日発表した12月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.8と、11月の50.7から小幅上昇し7カ月ぶりの高水準となった、生産と新規受注の伸びが寄与した、ただ、2024年の景況感は依然としてさえない(ロイター)
米政府、ASMLに一部製品の対中出荷停止迫る-1月の期限前に
オランダ半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングは、高性能の半導体製造装置の輸出禁止措置が発動される数週間前に、バイデン米政権からの要請を受け、一部装置の中国向け出荷を取りやめた、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした(ブルームバーグ)
ビットコインが4万5000ドル台回復-ETF承認期待強まる
暗号資産(仮想通貨)ビットコインは2日、約2年ぶりに4万5000ドルの大台を回復した、ビットコインに直接投資する上場投資信託(ETF)の米当局承認への期待感が強まっている(ブルームバーグ)
大地震受け円安進行、日銀のマイナス金利「早期解除は困難」との声も
石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震を受けて、外国為替市場で円の対ドル相場が円安ドル高に振れている、被害の大きさが明らかになるにつれ、今年前半に予想されていた日本銀行のマイナス金利の解除は困難になったとの声も出ている(ブルームバーグ)
ユーロ圏製造業PMI、12月は18カ月連続50割れ 景気後退を示唆
S&Pグローバルがまとめたユーロ圏の12月のHCOB製造業購買担当者景気指数(PMI)は好不況の分かれ目である50を18カ月連続で下回った(ロイター)
IMF専務理事、米経済は「確実」に軟着陸へ-FRB政策が寄与
国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は米経済について、インフレを抑制するという金融当局の「決意」が奏功し、「確実」にソフトランディングに向かっているとの認識を示した(ブルームバーグ)

 

市況

東京前営業日比

 

12/29 15:15

01/03 07:00

円換算

ドル円

141.29

141.98

0.69

NY金

2,081.80

2,067.70

-24

NY白金

1,024.90

996.50

-94

(時間は東京タイム)

日本時間2日朝より為替市場が動き出しましたが、注目の円について序盤こそ円が買われる場面もありましたが、高まっているゼロ金利解除が石川地震により遠のくのではとの観測からすぐに円売りドル高へと転じました。
日本時間明朝に公表が予定されているFOMC議事録についてややタカ派警戒もされており、昨夜はNYタイムではさらなるドル買い戻しの動きが見られます。
ドル円も142円台まで上昇したものの見通しはかなり不透明となっており、上昇は一服です。

 

株式

ダウ:37,715.04ドル(+25.50)

ナス:14,765.94(-245.41)

 

 

米債利回りの上昇が、ハイテク株の上値を抑えました。

ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。

※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
 

債券

米10年債利回り:3.939%(+0.060)

実質金利:1.723%(+0.017)

 

右軸:期待インフレ率

 

今朝の期待インフレ率は2.216、前日より+0.043上昇しています。

 

Date

NY金($)

実質金利(%)

12/26

2,069.80

1.710

12/27

2,093.10

1.627

12/28

2,083.50

1.680

12/29

2,071.80

1.706

01/02

2,073.40

1.723

(過去5営業日)

 

右軸:実質金利(上下逆注意)


実質金利は1.723%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。

 

原油

NY原油2月物は、1.27ドル安の70.38ドルにて終了。

 

 

「紅海リスク」を背景に一時73ドル台中盤まで上昇、その後はドル高が上値を抑えました。

 

貴金属

<金市況>

昨晩のNY金2月物は、1.60ドル高の073.40ドルにて終了。

大納会引けと比べ、24円安換算です。

 

 

一時2,088ドルまで上昇したものの、ドル高により20ドル以上反落です。

 

 

SPDR878.54トン(-1.43トン)

 

浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<白金市況>

昨晩のNY白金4月物は、10.90ドル安の998.30ドルにて終了。

大納会引けと比べ、94円安換算です。

 

 

ドル高が圧迫、パラジウムも25ドル下落しています。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

<会員様>

 

大変な年明けとなってしまいました…。

 

本日もよろしくお願いいたします。

 

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