【悲報】「チャレンジング・ショック」がドル円相場を襲う | 浪風谷本

浪風谷本

次の10年へ

応援よろしくお願いいたします。

下矢印下矢印下矢印

にほんブログ村 先物取引ブログ 商品先物へ

 

お問い合わせ(平日08:00~17:00)
大起証券㈱ 
Tel:06-6300-5757(代表
)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・日銀政策金利-0.1%(予想-0.1%  前回-0.1%)
・ユーロ圏消費者物価指数[前年比]2.4%(予想2.4%  前回2.4%)
・米住宅着工件数156.0万件(予想136.0万件  前回135.9万件)
・米建設許可件数146.0万件(予想146.5万件  前回149.8万件)

 

ニュース、要人発言

外国政府干渉の証拠なし、22年中間選挙で米政府が報告
米政府は18日、2022年の中間選挙期間中にロシアや中国と関係するハッカーが一部の選挙関連システムを標的にしたことが判明したが、投票に実害が及んだ証拠はないとする報告書を公表した(ロイター)
FRB、来年の利下げが適切 過剰引き締め回避で=SF連銀総裁
米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は18日、インフレ率が今年改善したことから、米連邦準備理事会(FRB)は来年に政策金利を引き下げることが適切な対応になるとの認識を示した、米紙WSJのインタビューで述べた(ロイター)
FRB当局者の利下げ観測けん制コーラス、さらに総裁3人加わる
金融市場で想定される来年の利下げ幅についてさらに3人の米当局者がけん制した、同様の発言が当局者から相次いだ先週の流れを強めるものだ(ブルームバーグ)
日本銀行
金融政策の維持を決めた
日銀声明
「賛成9、反対0で長短金利操作の維持を決めた」
「金融・為替市場の動向や経済・物価への影響十分注視」
「内外の経済や金融市場めぐる不確実性きわめて高い」
「景気の先行き、緩やかな回復を続けるとみられる」
日銀が大規模緩和の維持を決定、先行きの金融政策指針も変更せず
日本銀行は19日の金融政策決定会合で、イールドカーブコントロール(YCC)を中心とした大規模な金融緩和政策の現状維持を決めた、先行きの政策指針であるフォワードガイダンスにも変更はなかった(ブルームバーグ)
植田日銀総裁
「先行きの日本経済、緩やかな回復を続けるとみている」
「消費者物価の前年比、来年度にかけ2%を上回る水準で推移」
「金融・為替市場の動向や経済・物価への影響を十分注視」
「チャレンジング発言は、仕事の取組み姿勢一般に対するもの」
「物価安定目標を十分な確度を持って見通せる段階にない」
「確度は上がっているが、もう少し情報を見たい」
「FRBが利下げ局面に入れば為替含め日本経済にいろいろ影響」
「個人消費、食料品・日用品に生活防衛的な弱めの動きも」
「政策修正に関して、一般論としてサプライズは避けられない」
「輸入物価の価格転嫁が終盤に差し掛かりつつある」
「マイナス金利、金融機関収益や金融仲介にマイナスの影響も」
「出口の対応、確度の高い姿を示すことは困難」
「マイナス金利解除の直後、実質金利はマイナスで緩和的」
ECBは24年中に利下げ、利上げ局面は終了=仏中銀総裁
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は19日、ECBは2024年中に利下げするとの見解を示した、ラジオ局フランス・アンテルに「(ECB)遅くとも25年までにインフレ率を2%に戻す。これは予想ではなく約束だ」と明言した(ロイター)
ECBのシムカス氏、市場の利下げ観測は楽観的過ぎる可能性
欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのシムカス・リトアニア中銀総裁は19日、インフレ率の急低下を受けて投資家の利下げ予想が先走っている可能性があると指摘した(ブルームバーグ)
新藤経財相
「日程の都合がついたので出席した」
日銀植田総裁の発言分析、今会見では「政策」が増加-ワードクラウド
日本銀行の植田和男総裁は現在の国内経済の状況をどう見ているのか、植田氏が語った言葉を登場回数に応じて文字の大きさが変わる「ワードクラウド」の手法で可視化したところ、19日の金融政策決定会合後の会見では、物価や政策、金融という言葉が頻出した(ブルームバーグ)
ハンガリー中銀
政策金利を0.75%引き下げ10.75%にする事を決定した
ウクライナ支援へG7の結束確認、日本は追加で45億ドル用意=鈴木財務相
鈴木俊一財務相は19日、主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議で、ウクライナへの支援に対する強い決意を改めて確認したことを明らかにした、日本には総額45億ドルの追加支援を行う用意があることも説明したという(ロイター)
ECB政策金利、しばらく現行水準に維持する必要-ラトビア中銀総裁
欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのカザークス・ラトビア中銀総裁は、賃金の伸びが確実に鈍化し、インフレに新たなリスクが生じないよう、ECBは政策金利を現行水準に維持する必要があるとの認識を示した(ブルームバーグ)
リッチモンド連銀総裁、インフレ鈍化続けばFRBは利下げ実施と示唆
米リッチモンド連銀のバーキン総裁は、インフレに関して最近の進展が続けば、米金融当局が利下げに踏み切ることを示唆した、一方で、当局が目標に置く2%に物価上昇率が戻りつつあるとの確信をなお求めているとも述べた(ブルームバーグ)
英中銀副総裁、当面は景気抑制的な金融政策が必要-勝利宣言はまだ先
イングランド銀行(英中央銀行)のブリーデン副総裁は、同国の賃金の伸びは依然として高過ぎると指摘、インフレ率を持続的な形で目標の2%に戻すには景気抑制的な金融政策を当面維持する必要があるとの考えを示した(ブルームバーグ)
FRB、利下げの「緊急性」ない=アトランタ連銀総裁
米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は19日、米経済の力強さのほか、インフレ率が目標の2%に戻ると確認する必要があることを踏まえると、連邦準備理事会(FRB)の利下げ実施に「緊急性」はないと述べた(ロイター)
S&P
ブラジルの格付けを「BB-」から「BB」に格上げ、見通し「安定的」とした
コロンビア中銀
政策金利を0.25%引き下げ13.00%にする事を決定した

チリ中銀
政策金利を0.75%引き下げ8.25%にする事を決定した
 

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

「チャレンジング・ショック」により買い戻しが進んだドル円相場でしたが、欧州タイム午後には上昇一服。
先週開催されたFOMC前水準の突破はハードルが高かったのか145円手前で失速しています。
一方この日も「利下げけん制発言」が相次いだユーロは、インフレ率の再上昇も警戒されるなか買い戻し優勢。
ユーロドルは再び1.10水準を試す動きです。
 

株式

ダウ:37,557.92ドル(+251.90)

ナス:15,003.22(+98.03)

 

 

ダウは引けにかけて買いが強まり、連日の高値更新です。

ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。

※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
 

債券

米10年債利回り:3.929%(-0.002)

実質金利:1.728%(+0.005)

 

右軸:期待インフレ率

 

今朝の期待インフレ率は2.201、前日より0.014低下しています。

 

(過去5営業日)

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

実質金利は1.728%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。

 

原油

NY原油1月物は、0.97ドル高の73.44ドルにて終了。

 

 

前日に続き、英BP紅海航行一時停止による需給懸念が相場を支えました。

 

貴金属

<前日内部要因>

12月19日金相場表

 

昨日の金は、92円高の9,344円にて終了。
9,300円台で降りることが出来た買い玉は、限定的でした。

<金市況>

昨晩のNY金2月物は、11.60ドル高の2,052.10ドルにて終了。

今朝の国内金は、94円高の9,438円で終了しています。

 

 

ユーロ当局者による利下げけん制発言がNY金相場を支えました。

 

 

SPDR877.67トン(-2.02トン)

 

浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<前日内部要因>

12月19日白金相場表

 

昨日の白金は、9円高の4,314円にて終了。
一部買い玉が降りたのみ、出来高取組ともに盛り上がっていません。

<白金市況>

昨晩のNY白金4月物は、11.40ドル高の974.40ドルにて終了。

今朝の国内白金は、53円高の4,367円で終了しています。

 

 

注目のパラジウムは再び3%近く上昇、1,200ドルをしっかり超えてきています。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

<会員様>

 

これで大方クリスマスまでのイベントは終了、週末のNY市場は一部短縮取引です。

 

本日もよろしくお願いいたします。

 

にほんブログ村 先物取引ブログ 商品先物へ

 

お問い合わせ(平日08:00~17:00)
大起証券㈱ 
Tel:06-6300-5757(代表)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

「浪風谷本」メール会員募集のお知らせ

「浪風谷本」では、メール会員を募集しています。

その日の市況や相場見通しを「会員メール」として1カ月間、無料でお送りいたします。

メールの受信は、PCでもスマートフォンでもけっこうです。

期間内は相場相談も受け付けておりますので、お気軽にどうぞ。

 

手紙メール会員お申し込みはこちら(Gmail)手紙

手紙こちらはヤフーメール、「メールアドレス」「お名前」「ご連絡先」をご明記のうえどうぞ手紙

 

※携帯、スマホへショートメールをお送りいたしますので、ご返信いただくことにより本登録とさせていただきます。

 

メール会員にご登録いただきますと、1カ月間最新の相場情報を無料でお届けいたします。

まずはお役に立てるかどうか、お試しください。

よろしくお願いいたします。