パウ「利下げのタイミングを協議した」 | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・日銀短観[大企業製造業業況判断]12(予想10  前回9)
・英鉱工業生産[前月比]-0.8%(予想-0.1%  前回0.0%)
・英製造業生産高[前月比]-1.1%(予想0.0%  前回0.1%)
・ユーロ圏鉱工業生産[前月比]-0.7%(予想-0.3%  前回-1.0%)
・米MBA住宅ローン申請指数7.4%(前回2.8%)
・米生産者物価指数[前月比]0.0%(予想0.0%  前回-0.4%)
・FOMC政策金利5.25-5.50%(予想5.25-5.50%  前回5.25-5.50%)
・EIA原油在庫 原油425.8万バレル減 クッシング122.8万バレル増

 

ニュース、要人発言

製造・非製造業とも改善続く、自動車生産回復や価格転嫁が寄与=日銀短観
日銀が13日発表した12月短観は、大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス12と、3期連続で改善した、価格転嫁の進展や自動車の生産台数回復などが寄与、DIは2022年3月以来の高水準となった、大企業・非製造業のDIはプラス30と7期連続で改善し、91年11月以来の高水準となった、引き続き感染症の影響緩和が貢献している(ロイター)
ニュージーランド、中銀の責務修正法案を可決 物価安定のみに
ニュージーランドは13日、中央銀行の責務を物価安定のみに戻す法案を可決した、中道右派のラクソン新政権は選挙戦でインフレ抑制を掲げ、NZ準備銀行の優先事項を規定する法律の改正が鍵になるとしてきた、同中銀は2018年から低インフレと最大雇用の2つの責務を担ってきたが、今回の法案可決を受けて再び低インフレのみに焦点が絞られる(ロイター)
英国の移民移送法案、ひとまず否決回避 成立なお不透明
英議会下院は12日、不法入国した移民をルワンダに強制移送する法案の最初の採決を実施した、与党・保守党の賛成多数で、詳細な審議に進むと決めた(日本経済新聞)
英中銀の来年利下げ幅96bp織り込み-10月GDP受け
米国の10月の国内総生産(GDP)は予想以上に縮小し、市場は来年の利下げ幅96bpを織り込んだ、3回の0.25ポイント利下げに加え4回目が実施される可能性が85%ということになる、初回の利下げは6月と見込まれている(ブルームバーグ)
ドイツ連立政権、来年度予算案で合意 債務ブレーキ停止せず
ドイツ連立政権は13日、来年度予算案について合意したと表明した、ドイツの経済成長と環境への移行を妨げる可能性があるとの指摘がある中で、新規借り入れを制限する「債務ブレーキ」を停止しないことで同意した(ロイター)
米金融当局が利下げ実施するのは「当然のこと」-イエレン財務長官
イエレン長官は13日、CNBCとのインタビューで「インフレ率が低下する中で金利が幾分下がるのはある意味、当然のことだ。そうでなければ実質金利が上がり、金融環境を引き締める傾向を招くからだ」と述べた(ブルームバーグ)
FOMC
「政策金利を現行目標水準で据え置く事を決定した」
「雇用の伸びは2023年初頭から鈍化したが引き続き堅調」
「経済成長は第3四半期の好調なペースから鈍化」
「関係者は2023年末のフェデラルファンド金利の中央値が5.4%になると予想」
「インフレは過去1年間で緩和したが高止まりしている」
「追加引き締め必要となれば、その度合いを精査へ」
「FRB高官の長期FF金利中心予想は2.5%」
「FRB当局者の大半は2024年に利下げを見込んでいる」
「FRB当局者は2024年に75bpの利下げを見込んでいる」
「2024年にはインフレ率低下とGDP成長率鈍化が予想」
「インフレ率を目標の2%に戻すことにコミット」
「金融政策の姿勢を適切に調整する準備」
「24年度時点の金利の中央値を4.6%に下方修正」
パウエルFRB議長
「二重の使命に徹底的に焦点を当てる」
「失業急増なしのインフレ緩和は良いニュース」
「政策は制限領域にうまく移行した」「先行きの動向には不透明感」
「政策運営を慎重に進める」
「インフレは緩和したが、依然として高すぎる」
「金融政策は十分に景気抑制的な領域に」
「引き締めの完全な効果はまだ実感されていない可能性が高い」
「指標を踏まえると、景気は大幅に減速」
「インフレは鈍化しているが、長期的な目標の2%を上回っている」
「金利上昇が設備投資の重しとなっている」
「名目賃金の伸びは鈍化しているようだ」
「労働市場は依然タイトだが、需給はよりバランス取れつつある」
「労働者の供給増加に伴い、力強い雇用創出がもたらされている」
「雇用市場の緩和が続くと予想」
「ここ数カ月のインフレ率の低下を歓迎」
「適切なら追加利上げの用意」
「FOMCはさらなる利上げを望んでいない」
「物価目標を2%に戻すことに強く取り組む」
「政策金利は今サイクルのピークかそれに近い可能性」
「インフレ目標に向けた継続的な進展は保証されていない」
「政策、指標ごとに決める」
「インフレが2%の目標に戻るため十分に景気抑制的な政策到達に関与」
「さらなる利上げの可能性を検討の対象から外したくなかった」
「政策引き締めの巻き戻しは次の問題」
「政策金利をどれくらい高くするかに注目」
「きょうの会合で利下げのタイミングを協議した」
「誰も勝利宣言していない」
「これまでのところ、大きな雇用の損失もなくインフレは低下している」
「利下げ開始について視野に入っている」
「今年はパンデミックによる歪みが解消される年」
「経済指標の多くは正常に戻りつつある」
「今後実質金利は低下すると予想」
「FEDは政治や政治的出来事について考慮していない」
「利下げについては非常に慎重に決定する」
「われわれはインフレ率が2%に戻る証拠をもっと確認したい」
「政策の決定はデータの総量に依存」
「成長力が強まるということは、2%に戻るまでにさらに時間がかかる可能性」
「トレンドを上回る成長はさらなる利上げにつながる可能性がある」
「深刻な人手不足の時代は終わった」
「賃金は依然として若干上回っており、2%のインフレと一致」
「景気後退は利下げ決定に大きな重しとなる」
「金利をあまりにも長期間にわたって高水準に維持することのリスクは認識している」
「政策緩和に関する議論が始まったばかり」
「一部メンバーは今朝の統計受け予測を更新したもよう」
「不透明感の中を政策判断していく」
「インフレ率が2%に達するかなり前に金利を引き下げるべきだろう」
「今回のインフレは典型的な需要過多ではなかった」
「利下げ想定、経済の正常化を示すもの」
「インフレの供給側には解決策があると考えている」
「今のところQTのペースを変えることについては話していない」
「インフレ低下とともに労働市場堅調さを保ち、今のところ順調」
「バランスシート削減は期待通りに機能」
 

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

注目のFOMCにて、2024年のFF金利見通しが「4.625%」と判明。
3回利下げが見込まれ、市場の反応はハト派反応です。
利下げ期待が進展、ダウは1年11カ月ぶりに史上最高値を更新しています。
FedWatchによると昨日まで4回利下げがコンセンサスでしたが、FOMCを経て5~6回が主流となりつつあります。
 

 

 

株式

ダウ:37,090.24ドル(+512.30)

ナス:14,733.96(+200.56)

 

 

ダウはついに3万7千ドルを捉え、1年11カ月ぶりに史上最高値を更新しました。

ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。

※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
 

債券

米10年債利回り:4.022%(-0.179)

実質金利:1.835%(-0.198)

 

右軸:期待インフレ率

 

今朝の期待インフレ率は2.187、前日より0.020上昇しています。

 

(過去5営業日)

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

実質金利は1.835%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。

 

原油

NY原油1月物は、0.86ドル高の69.47ドルにて終了。

 

 

引き締めサイクルの終了期待から、買い戻しが優勢です。

 

貴金属

<前日内部要因>

12月13日金相場表

 

昨日の金は、44円安の9,253円にて終了。
助かった売り玉の解消、そして投げも出た可能性があります。

<金市況>

昨晩のNY金2月物は、4.10ドル高の1,997.30ドルにて終了。

今朝の国内金は、52円高の9,305円で終了しています。

 

 

FOMC、パウエル会見を受け、一時2,042.85ドルまで急伸しています。

 

 

SPDR877.96トン(+2.31トン)

 

 

浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<前日内部要因>

12月13日白金相場表

 

昨日の白金は、59円高の4,320円にて終了。
金の下落もあり、利益確定売りが進んだようです。

<白金市況>

昨晩のNY白金1月物は、8.90ドル安の922.10ドルにて終了。

今朝の国内白金は、46円安の4,274円で終了しています。

 

 

金白金価格差は2週間で500円近く縮みましたが、昨晩は修正が見られました。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

<会員様>

 

今晩はさらにECB、ドル高の芽もあり得るため、まだ気が抜けません。

 

本日もよろしくお願いいたします。

 

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