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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
注目経済指標
・中国貿易収支683.9億ドル(予想549.0億ドル 前回565.3億ドル)
・独鉱工業生産[前月比]-0.4%(予想0.1% 前回-1.4%)
・ユーロ圏GDP[前年比]0.0%(予想0.1% 前回0.1%)
・米新規失業保険申請件数22.0万件(予想22.0万人 前回21.9万人)
ニュース、要人発言
中国の銀行やLGFV、香港の格付け見通し引き下げ－ムーディーズ
格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは6日、中国の銀行8行の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ(弱含み)」に変更したと発表した、前日には債務水準を巡る懸念から、同国の国債の格付け見通しを引き下げたことを明らかにしていた(ブルームバーグ)
植田日銀総裁
「基調的な物価上昇率は、25年度にかけ2％目標へ徐々に高まる」
「日本経済・物価を巡る不確実性はきわめて高い」
「物価目標の持続・安定的な実現、十分な確度では見通せず」
「為替の経済への影響は業種や企業規模など主体でさまざま」
「先行きの賃金、物価上昇も反映して上昇すると考えている」
ロ大統領、サウジ皇太子と会談 OPECプラスのさらなる協力協議
ロシアのプーチン大統領は6日、サウジアラビアを訪問し、ムハンマド皇太子と会談した、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」のメンバーとして、原油価格に関するさらなる協力について協議した。ロシアの通信社がクレムリン(ロシア大統領府)のペスコフ報道官の情報として伝えた(ロイター)
金融政策運営､年末から来年かけ一段とチャレンジングに-日銀総裁
日本銀行の植田和男総裁は7日、年末から来年にかけて一段と慎重な金融政策運営が求められるとの認識を示した、参院財政金融委員会で答弁した、植田総裁は4月の就任以降の金融政策運営は、さまざまな不確実性が高い状況の下で「チャレンジングな状況が続いているが、年末から来年にかけて一段とチャレンジングな状況になる」と語った、その上で、「丁寧な説明、適切な政策に努めていきたい」と語った(ブルームバーグ)
中国外貨準備、11月は3.172兆ドルに増加
中国人民銀行が7日発表した11月末の外貨準備高は3兆1720億ドルと、前月から705億8000万ドル増加した、金準備は7158万トロイオンスで、10月末の7120万オンスから増加(ロイター)
イタリア「一帯一路」離脱 G7結束を優先、対中国配慮も
イタリアのメローニ政権は中国の広域経済圏構想「一帯一路」からの離脱を中国に通知した、権威主義的な中国への警戒が広がり、経済面の恩恵の乏しさへの不満も強まったことが背景にある(日本経済新聞)
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
前日の氷見野副総裁、そして昨日の植田発言「チャレンジング」を受け、市場は日銀による早期の政策変更を期待。
円全面高の様相、対ドルでは一時141円60銭まで下落しています。
見切り売りが一服、現在は143円台ミドルまで戻していますが、今晩の米雇用統計により再び動意付くのか注目されます。
株式
ダウ：36,117.38ドル(+62.95)
ナス：14,340.00(+193.29)
ドル安がハイテク株を支えました。
「ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。
※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
債券
米10年債利回り：4.146%(+0.042)
実質金利：1.985%(+0.031)
右軸：期待インフレ率
今朝の期待インフレ率は2.161、前日より0.001上昇しています。
過去5営業日)
右軸：実質金利(上下逆注意)
実質金利は1.985%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。
原油
NY原油1月物は、0.04ドル安の69.34ドルにて終了。
上値の重い展開が継続しており、結局はマイナス圏で引けています。
貴金属
金
＜前日内部要因＞
12月7日金相場表
昨日の金は、32円安の9,549円にて終了。
一時9,600円台に上昇する場面もありましたが、取組は減っていません。
＜金市況＞
昨晩のNY金2月物は、1.50ドル安の2,046.40ドルにて終了。
今朝の国内金は、172円安の9,377円で終了しています。
ドル安を好感し2,052ドルまで上昇しましたが、米債利回りの上昇が上値を抑えました。
SPDR880.55トン(-0.28トン)
浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」
＜会員様＞
…
白金
＜前日内部要因＞
12月7日白金相場表
昨日の白金は、88円安の4,157円にて終了。
4,200円から下は、さらに積極的に買われたようです。
＜白金市況＞
昨晩のNY白金1月物は、18.30ドル高の912.00ドルにて終了。
今朝の国内白金は、27円高の4,184円で終了しています。
1週間で取組が約8千枚増加、昨夜はドル安をきっかけに売り玉が買い戻されました。
浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」
＜会員様＞
…
円買いはここで一服なのか、検討の余地がありそうです。
カベポスター2年連続M―1決勝へ「おれたちは面白いのか面白くないのか確かめにいく」
「M―1グランプリ2023」準決勝が7日、東京・NEW PIER HALLで行われ、漫才コンビ「カベポスター」が昨年に続いて決勝進出をはたした。(スポニチアネックス)
「ニッポンの社長」は残念ながら敗退となりましたが、今年こそはカベポに獲ってもらいたいです。
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