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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
注目経済指標
・中国消費者物価指数[前年比]-0.2%(予想-0.1% 前回0.0%)
・中国生産者物価指数[前年比]-2.6%(予想-2.7% 前回-2.5%)
・米新規失業保険申請件数21.7万件(予想21.8万件 前回22.0万件)
・メキシコ中銀政策金利11.25%(予想11.25% 前回11.25%)
ニュース、要人発言
米下院議長、政府閉鎖回避へ暫定措置を近く決定
米連邦議会下院のジョンソン議長(共和党)は8日、政府機関の閉鎖回避に向けた暫定予算措置について今後2日以内に決定すると党内の有力議員に語った、ジョンソン氏と非公開協議を行った議員らが明らかにした(ロイター)
米利上げ打ち止めを呼び掛け-フィラデルフィア連銀総裁
米フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は16日、これまでの金融引き締めへの対応に極めて多くの中小企業が悪戦苦闘しており、米金融当局として追加利上げを考えるべきでないと述べた(ブルームバーグ)
植田日銀総裁
「2%の持続・安定的な実現、賃金・物価好循環の確認必要」
「物価基調は徐々に2%へ高まると思うが確度に自信ない」
「マイナス金利とYCCを外す順序は現時点では表明できない」
植田日銀総裁、望ましい水準よりも低いインフレ率の修復は困難
日本銀行の植田和男総裁は9日、金融政策の正常化を急ぐ考えはないことを示唆した、日本の現状を踏まえると、望ましい水準よりも低いインフレ率はオーバーシュートよりも対処が難しいと指摘した(ブルームバーグ)
ECBの利上げ、新たな物価ショックなければ完了-仏中銀総裁
欧州中央銀行(ECB)は新たな物価高のショックに対応する必要がないのであれば、利上げは完了したことになるとの考えをECB政策委員会メンバーのビルロワドガロー・フランス銀行総裁が9日示した(ブルームバーグ)
ECB経済月報
「ECB理事会は10月26日の会合で主要金利の据え置きを決定」
「インフレ率は依然として高すぎる状態が長く続くと予想」
「過去の利上げは引き続き資金調達状況に力強く反映されている」
バーキン・リッチモンド連銀総裁
「米インフレ、依然として高過ぎる」
「FEDは引き締め過ぎと不十分の間で紙一重の道進む必要」
「インフレがスムーズに2%へ低下するとはまだ確信できず」
「インフレ終わったと確信するには需要サイドでの進展必要」
「これまでの引き締めが経済に影響し、景気鈍化へ」
「金利水準は景気抑制的、金融条件も厳格化し様子見する時間ある」
ボウマンFRB理事
「さらなる利上げ必要になるだろう」
「利回りと財務状況を監視している」
「FEDの2%のインフレ目標を変更する理由はない」
「過去の利上げの影響はさらに大きい」
「FEDのバランスシート縮小にはまだ余地がある」
パエゼ・セントルイス連銀暫定総裁
「インフレ進行が停滞した場合、FOMCは速やかに行動すべき」
「インフレに対して適度な圧力をかける」
「金利一時停止を支持するが、さらなる引き締めが必要な可能性はある」
「FEDは金融状況のあらゆる側面を注視する必要がある」
「インフレは横ばいに推移」
「2%のインフレ目標を堅持することが重要」
「高金利がしばらく続くと予想」
メキシコ中銀
政策金利を現行の11.25%に据え置く事を決定した
パウエルFRB議長
「2%インフレ達成へのスタンス到達したと確信得ず」
「インフレ低下進展を歓迎、ただ2%への持続的低下には長い道のり」
「労働市場は依然としてタイト」
「引き続き慎重に行動する」
「適切な場合の追加引き締めをちゅうちょせず」
「金融政策の枠組み見直し、24年後半に開始し、1年後結果公表」
「コロナ前の低金利を導いた経済構造がどれほど続いているかが問題」
「成長力が強ければ金利上昇が正当化されるリスクに注意」
「FRBは引き締め過ぎのリスク回避に慎重に動く」
「労働市場の逼迫により不均衡は緩和しつつある」
「供給改善でインフレがさらにどの程度低下するかは不透明」
「インフレが継続的に進むかは保証されていない」
米大統領選、デサンティス氏最大の献金者がトランプ氏支持に転向
2024年米大統領選に向け共和党の候補指名を目指すデサンティス・フロリダ州知事の最大の献金者であるホテル経営者ロバート・ビグロー氏は、トランプ前大統領に支持を切り替える考えを示した、ただし、トランプ氏が収監されないことが確実になるまで献金は控えると述べた(ロイター)
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
FOMC以降のドル安とその後の高官発言の温度差から、パウエル発言が注目されていました。
IMF討論会にてパウエル氏は、場合によっては「躊躇なく」追加利上げを行うと発言。
それまで調整的に売られていたドルは、買い戻される展開。
ドル円は151円台前半に上昇、ユーロドルは再び1.06台に沈んでいます。
株式
ダウ:33,891.94ドル(-220.33)
ナス:13,521.45(-128.96)
パウエル発言をきっかけに、株式市場は戻り一服です。
「ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。
※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
債券
米10年債利回り:4.634%(+0.142)
実質金利:2.270%(+0.132)
右軸:期待インフレ率
今朝の期待インフレ率は2.364、前日より0.005上昇しています。
(過去5営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
実質金利は2.270%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。
原油
NY原油12月物は、0.41ドル高の75.74ドルにて終了。
前日まで大幅下落が続いたNY原油でしたが、パウエル発言を控えたドル安を受け反発しました。
貴金属
金
<前日内部要因>
11月9日金相場表
昨日の金は、55円安の9,464円にて終了。
乗り換えを含め、先限の買い玉が増えたもようです。
<金市況>
昨晩のNY金12月物は12.00ドル高の1,969.80ドルにて終了。
今朝の国内金は61円高の9,525円で終了しています。
NY日中はドル安一服により買い戻し優勢、パウエル発言後は下押しの動きです。
SPDR867.28トン(変わらず)
浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」
<会員様>
…
白金
<前日内部要因>
11月9日白金相場表
昨日の白金は、77円安の4,203円にて終了。
取組が大きく増加、3万枚を回復しています。
<白金市況>
昨晩のNY白金1月物は8.70ドル安の862.80ドルにて終了。
今朝の国内白金は、43円安の4,160円で終了しています。
パラジウムはついに1,000ドル割れ、コロナバブル以降の安値を更新中です。
浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」
<会員様>
…
FRBの金融政策、十分制約的とは「確信もてず」=パウエル氏
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は9日、FRB当局者は金利がインフレとの戦いを終わらせるのに十分高い水準に達しているとは「確信していない」とし、財、サービス、労働力の供給改善に伴う物価上昇圧力の緩和には限界が近づいている可能性があると述べた。
(略)
パウエル氏の準備原稿は東部時間午後2時に発表された。講演自体は、化石燃料ファイナンスをやめるよう訴える環境活動家が抗議活動により一時中断されたが、その後再開された。パウエル氏のイベントが環境活動家によって妨害されるのは10月24日に続き2度目となる。会議にはイスラエル銀行(中央銀行)のヤロン総裁も同席していた。(ロイター)
「環境」「差別」…、私の嫌いな言葉です。
トランプ氏、ヒスパニック系にアピール 起訴「キューバのよう」
来年の米大統領選に向けた共和党の候補者選びで首位に立つトランプ前大統領は8日、フロリダ州ハイアリアで開いた集会で、自身に対する刑事裁判をキューバやその他の抑圧的な国々における政治的訴追になぞらえた。ヒスパニック系有権者にアピールする狙いがある。
(略)
トランプ氏はスポーツスタジアムに集まった数千人の支持者を前に「キューバ政権と同じように、バイデン政権も政敵を刑務所に入れようとしている。米国の民主主義を危険にさらしているのはわれわれではない。救っている側だ」と訴えた。(8日ロイター)
米大統領選に関するトピックスが増えてきました。
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