米国はトリプル高、明日はいよいよパウエル登場 | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・中国貿易収支565.3億ドル(予想820.0億ドル  前回778.3億ドル)
・豪中銀政策金利4.35%(予想4.35%  前回4.10%)
・独鉱工業生産[前月比]-1.4%(予想-0.2%  前回-0.1%)
・米貿易収支-615億ドル(予想-598億ドル  前回-587億ドル)

 

ニュース、要人発言

米インフレ退治で勝利宣言するには時期尚早-ミネアポリス連銀総裁
米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は6日、物価上昇圧力が緩和しつつあることを示す前向きな兆候にもかかわらず、インフレ退治の取り組みで勝利宣言するには時期尚早だとの認識を示した(ブルームバーグ)

9月実質賃金2.4%減少、18カ月連続マイナス=毎月勤労統計
厚生労働省が7日に公表した9月の毎月勤労統計(速報)によると、実質賃金は前年比2.4%低下し、18カ月連続で減少した、物価上昇に賃金の伸びが追いついていない状態が続いている(ロイター)
オーストラリア準備銀行
政策金利を0.25%引き上げ4.35%にする事を決定した
豪中銀声明
「インフレ率を目標に戻すために必要なことを行う」
「更なる引き締めは、データやリスクの展開次第」
「リスクは増大とみている、インフレは長期にわたって高水準にとどまる」
中国10月貿易統計、輸入は予想外の増加 輸出は減少続く
中国税関総署が7日発表した10月の貿易統計は、輸入が予想外に増加した一方、輸出は減少ペースが加速した、国内外にさまざまな課題を抱える中国経済の回復が依然まだら模様であることが浮き彫りとなった(ロイター)
中国外貨準備高、10月は3兆1010億ドルに減少
中国人民銀行(中央銀行)が7日発表した10月の外貨準備高は3兆1010億ドルと、前月から138億ドル減少した、ドルが他の主要通貨に対して上昇したことが要因(ロイター)
中国、12カ月連続で金保有増加-10月末の外貨準備高は前月比で減少
中国人民銀行(中銀)が報告した金保有は10月に約74万トロイオンス増加、これは約23トンに相当する、総保有量は2215トンに達した(ブルームバーグ)
米地銀、なお「危機モード」 7割は不動産向け融資厳しく
米地銀が連鎖破綻後の「危機モード」から脱却できていない、金利収益の柱である商業用不動産向け貸し出しの絞り込みを迫られ、約7割の金融機関が3カ月前に比べて融資基準を厳格にした、3月の米シリコンバレーバンク(SVB)破綻の一因だった債券の含み損も再び膨らみ始めた、米景気の減速も影を落とす(日本経済新聞)
デギンドスECB副総裁
「ユーロ圏の第4四半期は成長率が縮小または停滞する見込み」
イスラエル通貨が急回復、戦争開始後の下げ埋める-中銀が大規模介入
イスラエル・シェケルは、同国とイスラム組織ハマスとの戦争が始まって以来の下げを埋めた、中央銀行は7日、シェケル防衛のため10月に82億ドル(約1兆2342億円)の外貨売り介入を行っていたことを明らかにした(ブルームバーグ)
シカゴ連銀総裁、インフレ低下が「最優先」-金利の事前コミット否定
米シカゴ連銀のグールズビー総裁は7日、金融政策の最優先課題はインフレを目標水準に下げることだと述べ、金利の決定について「あらかじめコミットする」ことを政策当局者らは望んでいないと指摘した(ブルームバーグ)
FRB、インフレ2%回帰へ一段の措置必要の可能性=ミネアポリス連銀総裁
米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は7日、最近の好調な経済指標を踏まえると、インフレを目標の2%に回帰させるために連邦準備理事会(FRB)によるさらなる取り組みが必要となる可能性があるという認識を示した(ロイター)
米GDP、第3四半期は「爆発的な」数値=ウォラーFRB理事
米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は7日、年率4.9%という第3四半期の米国内総生産(GDP)成長率はFRBが次の政策を検討する際に注目すべき「爆発的な」数値だったと述べた(ロイター)
ローガン・ダラス連銀総裁
「米国の労働市場に重要な冷え込みが見られる」
「進捗はしているが、インフレ率は高すぎるまま」
「雇用はトレンドを上回って増加しているが、求人数は安定している」
「インフレ率は2%ではなく3%に向かう傾向にあるようだ」
「厳しい財政状況が続くと予想」
「11月は金利を据え置くのが適切だと考えた」
「9月以降、10年債利回りに若干のリトレースメントが見られる」
「FEDはインフレ期待に敏感になる必要がある」
「エネルギー価格のショックは乗り越えられると予想」
「中東における戦争の経済的リスクに非常に注意を払っている」

ボウマンFRB理事、インフレ抑制で「さらなる利上げ必要になる」
米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事は7日、インフレ抑制のためには利上げが必要になるだろうと今も考えているとしながらも、9月からの米国債利回り急上昇が金融環境を引き締めていると付け加えた(ブルームバーグ)
米財務省
「為替操作国の認定なし」
 

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

先週のFOMC以降続いたドル安に調整が見られており、市場はややドル高推移。
中国貿易収支の失速や米当局者によるタカ派発言もドルをサポートしています。
ドル円は再び150円台中盤水準を回復、ユーロドルは一時1.07を割り込んでいます。

米債利回りは低下、ダウは6日連続上昇と、米国は「トリプル高」の様相です。
明日はパウエル議長がIMF年次リサーチ会議にて討論会に参加するため、FOMC後の発言として注目されそうです。
 

株式

ダウ:34,152.60ドル(+56.74)

ナス:13,639.86(+121.08)

 

 

引き続き利上げ停止期待が相場を支える構図、ダウは10月の戻り高値を捉えました。

ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。

※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
 

債券

米10年債利回り:4.567%(-0.077)

実質金利:2.173%(-0.065)

 

右軸:期待インフレ率

 

今朝の期待インフレ率は2.394、前日より0.022低下しています。

 

(過去5営業日)

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

実質金利は2.173%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。

 

原油

NY原油12月物は、3.45ドル安の77.37ドルにて終了。

 

 

80ドルを割り込み、弱気筋が台頭しています。

 

貴金属

<前日内部要因>

11月7日金相場表

 

昨日の金は、5円安の9,530円にて終了。
先2本の取組が逆転しました。

<金市況>

昨晩のNY金12月物は15.10ドル安の1,973.50ドルにて終了。

今朝の国内金は11円安の9,519円で終了しています。

 

 

ドル高が重しとなり、一時1,963ドルまで下落しました。

 

 

SPDR867.57トン(変わらず)

 

浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<前日内部要因>

11月7日白金相場表

 

昨日の白金は、78円安の4,323円にて終了。
取組2万7千枚割れからようやく増加、買いが入ったようです。

<白金市況>

昨晩のNY白金1月物は19.60ドル安の898.00ドルにて終了。

今朝の国内白金は、38円安の4,285円で終了しています。

 

 

パラが50ドル下落、ついに1,100ドルを大きく下回りました。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

<会員様>

 

パウエル議長は明日、IMF年次研究会議に出席予定。

テーマは「世界経済における金融政策の課題」、当然金融政策への言及が予想されます。

 

本日もよろしくお願いいたします。

 

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