ドル買い復活、年内利上げ期待も | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・英鉱工業生産[前月比]-0.7%(予想-0.1%  前回-1.1%)
・英製造業生産高[前月比]-0.8%(予想-0.3%  前回-1.2%)
・米消費者物価指数[前月比]0.4%(予想0.3%  前回0.6%)
・米消費者物価指数[前年比]3.7%(予想3.6%  前回3.7%)
・米消費者物価指数[コア][前月比]0.3%(予想0.3%  前回0.3%)
・米消費者物価指数[コア][前年比]4.1%(予想4.1%  前回4.3%)
・米新規失業保険申請件数20.9万件(予想21.0万件  前回20.9万件)
・EIA原油在庫 原油1,017.6万バレル増 クッシング31.9万バレル減
 

ニュース、要人発言

バルト海ガスパイプライン損傷、故意なら断固対応へ=NATO
フィンランドとエストニアを結ぶガス輸送海底パイプラインと通信ケーブルの損傷を受け、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は11日、攻撃によるものと証明されれば「断固たる」対応をとると言明した(ロイター)
YCC再修正、現時点で慌てて対応する必要はない-野口日銀委員
日本銀行の野口旭審議委員は12日、イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策について「何か慌てて再度調整が必要とは、現在のところはみていない」と語った、新潟県金融経済懇談会の終了後に記者会見した(ブルームバーグ)
仏中銀総裁、完全な交換性ない人民元を暗に批判
ECB理事会メンバーであるビルロワドガロー仏中央銀行総裁は11日、主要通貨を発行する国は経済が不安定な状況になるのを防ぐため、通貨の交換性に関する規則を順守すべきとの見解を示し、完全な交換性のない人民元を発行している中国を暗に批判した(ロイター)
イスラエル、ガザに大規模空爆 ブリンケン米国務長官が中東入り
イスラエル軍は12日未明にかけてパレスチナ自治区ガザに対して大規模な空爆を実施した、週末のイスラエルへの攻撃で中心的な役割を担ったイスラム組織ハマスのエリート部隊を標的にしたとしている(ロイター)
ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁
「PEPP終了を前倒しする価値はない」
センテノ・ポルトガル中銀総裁
「現在のスタンスでインフレ目標に達するだろう」
上海株大引け 続伸、政府系ファンドの銀行株買い増し方針で 統計待ちで上値限定
12日の中国・上海株式相場は続伸した、上海総合指数の終値は前日に比べ28.9451ポイント(0.94%)高の3107.9007だった、中国政府系ファンドによる中国の四大国有銀行株の買い増し方針が明らかになり、金融株を中心に終日買いが優勢だった(日本経済新聞)
米CPI、コアが2カ月連続で高めの伸び-FRBの方針裏付け
9月の米消費者物価指数(CPI)統計では、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数が前月比ベースで8月と同率のやや高めの伸びとなった、政策金利を高水準に維持する方針を掲げる金融当局の論拠が裏付けられた格好だ(ブルームバーグ)
ECB議事要旨、9月利上げ「際どい判断」 景気不安意識
ECBが12日公表した前回9月の理事会の議事要旨で「利上げか休止かは際どい判断で戦術的な考慮も影響した」との見解が出ていたことが分かった、欧州景気が過度に冷え込むリスクを警戒する声もあり、理事会メンバーの温度差が浮き彫りになった(日本経済新聞)

コリンズ・ボストン連銀総裁
「インフレが2%に向かって進んでいると確信するには時期尚早」
「利回り上昇は金利のピークかそれに近いとの見方を裏付ける」
「これ以上の引き締めの必要はない」
「金融政策の現在の段階には忍耐が必要」
「9月のCPIは価格安定の回復に時間がかかることを示している」
「厳しい状況を耐え続けると、利上げの必要性が軽減される可能性」
 

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

注目の米CPIを受け、市場ではドルの買い戻しが進行。
ドル円は再び150円乗せを伺うレベル、ユーロドルは1.05近くにまで下落しています。
FedWatchによると、年内利上げ確率は4割近くにまで上昇しています。
 

株式

ダウ:33,631.14ドル(-173.73)

ナス:13,574.22(-85.46)

 

 

米CPIを受け、株式市場は下押しの反応を見せています。

ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。

※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
 

債券

米10年債利回り:4.693%(+0.135)

実質金利:2.351%(+0.109)

 

右軸:期待インフレ率

 

今朝の期待インフレ率は2.342、前日より0.028上昇しています。

 

(過去5営業日)

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

実質金利は2.351%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。

 

原油

NY原油11月物は、0.58ドル安の82.91ドルにて終了。

 

 

軟調な株価推移を眺め、NY原油も続落です。

 

貴金属

<前日内部要因>

10月12日金相場表

 

昨日の金は、101円高の9,001円にて終了。
先月27日以来の取組5万枚割れ、買い玉が一部降りたと思われます。

<金市況>

昨晩のNY金12月物は4.30ドル安の1,883.00ドルにて終了。

今朝の国内金は6円安の8,995円で終了しています。

 

 

ドルの買い戻しが、NY金の上値を抑えました。

 

 

SPDR862.37トン(変わらず)

 

浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<前日内部要因>

10月12日白金相場表

 

昨日の白金は、42円高の4,257円にて終了。
夜間取引の4,200円割れが買われたと思われます。

<白金市況>

昨晩のNY白金1月物は17.20ドル安の875.80ドルにて終了。

今朝の国内白金は、84円安の4,173円で終了しています。

 

 

パラジウムも22ドル下落、ドル高が相場を圧迫しました。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

<会員様>

 

FedWatchによると、12月会合での利上げ確率が3割越え、加えて50bp利上げ確率も3%となっています。

50bp利上げとなると、政策金利がついに6%に迫ります。

 

本日もよろしくお願いいたします。

 

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