【再送】オクトーバー・ブレイク(造語) | 浪風谷本

浪風谷本

次の10年へ

応援よろしくお願いいたします。

下矢印下矢印下矢印

にほんブログ村 先物取引ブログ 商品先物へ

 

お問い合わせ(平日08:00~17:00)
大起証券㈱ 
Tel:06-6300-5757(代表
)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

暗黒の火曜日とは

1929年10月29日火曜日に起こったアメリカ株の大暴落。有名な「暗黒の木曜日(ブラック・サーズデー)」に続く大暴落で、アメリカの株式市場は、壊滅的な打撃を受けた。

また1987年10月19日に発生したブラック・マンデーにおいて、時差の関係上オセアニア地域では「暗黒の火曜日」と呼ばれ、これを指す場合もある。

 

毎年恒例の「10月危機説」です。

一般的に10月は、アメリカ投信の節税対策売りやヘッジファンドの解約に備えた換金売りが出やすく、株式は軟調になると言われています。

これを「10月株安」「ハロウィーン効果」などと呼びます。

10月株安の前に、9月は「セルインメイ」後の「St Leger Day」までに帰ってこいとも言われています。

St Leger Dayは有名な競馬の大会で、9月第2週には買い場がやって来るとの意味です。

いずれにしましても、9、10月の株式市場は、安値が期待できると言われています。

 

10月発端の経済危機一覧

 

かなりこじつけ感がありますが、今年は大勢の方が警戒されているのではないでしょうか。

 

実際に、10月の騰落率を検証しましょう。

 

 

1997年以降の10月騰落率ですが、ダウのマイナス・パフォーマンスは計8回。

25回中17回は「プラス」なので、オクトーバー・ブレイクは怪しいです。

このことに関して、2019年10月28日ウォール・ストリート・ジャーナル紙に掲載された「大暴落はやって来るか、暗黒の火曜日90周年」というコラムをご紹介いたします。

 

 

10月危機説はやや信憑性に欠けるものの、今年の注目はやはり「円高」でしょう。

昨年11月3日の「CPIショック」による円高進行は、1998年以来の下げ幅でした。

1998年の円高は「LTCMショック」、ロシアデフォルトによる米大手ファンド「LTCM」破綻を起因とした「円キャリートレードの巻き戻し」によるものです。

 

 

9月相場が終わり、10月最初の週明けよりドル円は急落。

135円だったドル円は、二日後には一時112円まで下落。

年明けには、1ドル=108円となりました。

 

中国の「国慶節」をはじめ、月初からイベントが重なります。

来週より、注目の「10月相場」が始まります。

 

 

にほんブログ村 先物取引ブログ 商品先物へ

 

お問い合わせ(平日08:00~17:00)
大起証券㈱ 
Tel:06-6300-5757(代表)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

「浪風谷本」メール会員募集のお知らせ

「浪風谷本」では、メール会員を募集しています。

その日の市況や相場見通しを「会員メール」として1カ月間、無料でお送りいたします。

メールの受信は、PCでもスマートフォンでもけっこうです。

期間内は相場相談も受け付けておりますので、お気軽にどうぞ。

 

手紙メール会員お申し込みはこちら(Gmail)手紙

手紙こちらはヤフーメール、「メールアドレス」「お名前」「ご連絡先」をご明記のうえどうぞ手紙

 

※携帯、スマホへショートメールをお送りいたしますので、ご返信いただくことにより本登録とさせていただきます。

 

メール会員にご登録いただきますと、1カ月間最新の相場情報を無料でお届けいたします。

まずはお役に立てるかどうか、お試しください。

よろしくお願いいたします。