今週の見通し

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谷本　憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

＜今週の予定＞
・25日：カナダ中銀政策金利
・26日：米GDP、ECB政策金利、欧州理事会(～27日)、貴金属納会
・27日：貴金属発会
・28日：SMBC日本シリーズ開幕
・29日：欧州標準時間に移行、満月

＜CFTC建玉明細＞
金

(直近5週間)

右軸：大口投機玉買い越し

10月17日終了時点のNY金大口投機玉の買い越しは112,738枚。

前の週から比べ、41,305枚買い越しが増えました。

ご想像通り、売り玉が約3万枚減少していました。

白金

(直近5週間)

右軸：大口投機玉買い越し

10月17日終了時点のNY白金大口投機玉の買い越しは385枚。
前の週と比べ、385枚買い越しが増えました。
売り玉も買い玉も増えていました。

CFTCとは”US. Commodity Futures Trading Commission”の略で、米商品先物取引委員会のこと。各取引所の建玉明細を開示することを義務付けており、毎週金曜日引け後にその週の火曜日時点の参加者別建玉明細”Commitments of Traders”を公表している。

＜今週の見通し＞
先々週の週末8日にはイスラエルによる宣戦布告、そして先週末はイスラエル軍による地上侵攻準備完了報道など、これまで中東情勢は週末に動く傾向がありました。
今のところ人質となっていたアメリカ人親子がハマスにより20日に解放されたこと、また21日にはイスラエル軍によるガザ空爆強化表明などが注目されています。

11月FOMC会合まで、FRBはブラックアウト期間となっています。
当局者による金融政策に関する発言が自粛されます。
週後半は、月末恒例の米経済指標発表が集中します。
特に木曜日に公表される米第3四半期GDP速報値は、事前予想4.3%と前回2.1%から大幅な改善が見込まれます。
額面通りなら、市場はドル高の反応となるでしょう。

木曜日といえば、ECB政策金利の公表も予定されています。
9月会合での利上げ打ち止めが織り込まれていますが、発言はタカ派維持とされています。
ユーロドルは現在1.05割れからの反発過程ですが、政策金利公表を機にユーロ買い戻しの流れに変化が見られるのかどうか警戒されます。

国内イベントとしては木曜日の貴金属納会、そして金曜日の新ポ発会が注目です。

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

＜会員様向け＞
…

円が対ドルで150円台に再び下落、高まる為替介入への警戒感

アジア時間23日早朝の外国為替市場で円相場が再び１ドル＝150円台に下落した。日米金利差を意識した円売り・ドル買い圧力が強く、日本の通貨当局による為替介入への警戒感が高まっている。(ブルームバーグ)

現在は再び149円台後半水準での推移、警戒感が高まっています。

またしても訃報…。

もんたよしのりさん、大動脈解離のため死去　72歳　「ダンシング・オールナイト」が大ヒット

「もんた＆ブラザーズ」のボーカルで、「ダンシング・オールナイト」のヒットで知られる、シンガーソングライター・もんたよしのり（本名門田頼命＝かどた・よしのり）さんが18日、大動脈解離のため亡くなった。22日、公式ブログで発表された。72歳。神戸市出身。葬儀は本人の希望を受け、親族のみで執り行った。後日、お別れの会を予定している。(22日付スポニチアネックス)

当時、弟ともんたさんのハスキーものまねをしていて、親によく怒られました。

お悔やみ申し上げます。