中銀ウィーク終了、あらためてドル最強 | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・日本全国消費者物価指数[除生鮮食品][前年比]3.1%(予想3.0%  前回3.1%)
・日本銀行政策金利-0.1%(予想-0.1%  前回-0.1%)
・英小売売上高指数[前年比]-1.4%(予想-1.2%  前回-3.1%)
・独製造業PMI39.8(予想39.5  前回39.1)
・ユーロ圏製造業PMI43.4(予想44.0  前回43.5)
・英製造業PMI44.2(予想43.2  前回43.0)
・米製造業PMI48.9(予想48.2  前回47.9)

 

ニュース、要人発言

消費者物価、8月3.1%上昇 伸び横ばいで高止まり
総務省が22日発表した8月の消費者物価指数(CPI、2020年=100)は変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が105.7となり、前年同月比3.1%上昇した、食品やガソリンなどが押し上げ、上昇率は12カ月連続で3%以上での推移となった(日本経済新聞)
鈴木財務相
「過剰な為替変動に対するいかなる選択肢も排除しない」
「足もとの水準にはコメントしない」
「米国と日本は過度な為替変動は望ましくないことに同意」
ユーロ圏企業、賃金上昇圧力を吸収しつつある=ECB専務理事
ECBのチーフエコノミストを務めるレーン専務理事は21日、ユーロ圏企業は賃金上昇圧力を吸収しつつあり、労働市場が勢いを失っている兆しが見られると指摘した(ロイター)
日銀金融政策決定会合
「政策金利据え置きや10年物国債金利の目標維持などの現状維持を決定」
「予想物価上昇率は、再び上昇の動きがみられている」
「景気の先行きは、緩やかな回復を続けるとみられる」
「わが国経済・物価をめぐる不確実性はきわめて高い」
「必要があれば、ちゅうちょなく追加的な金融緩和措置を講じる」
植田日銀総裁
「金融・為替市場の動向や経済・物価への影響を十分注視」
「市場の動きなどについて具体的コメント控える」
「粘り強く緩和継続で2%物価安定目標を実現目指す」
「2%目標の持続的・安定的実現見通せる状況に至ってない」
「必要があれば躊躇なく追加的な緩和措置」
「大幅な物価上振れが現時点で生じているとは思っていない」
「7月からのインフレ期待について、効果を見るには時期尚早」
「物価目標実現見通せればマイナス金利解除は視野に入る」
「マイナス金利解除の距離感、すごく動いたわけではない」
「マイナス金利政策の解除、年内の可能性まったくないと総裁が言うと決定に縛りかける」
松野官房長官
「為替の動向を高い緊張感をもって注視」
ボウマンFRB理事
「数回の追加利上げが必要になる可能性高い」
デイリー・サンフランシスコ連銀総裁
「労働市場は均衡を取り戻しつつあり、景気の良い兆し」
「利上げの反動で需要が低下する兆候が見られる」
「米国経済には大きな勢いがある」
「製品、サービスに対する需要は顕著」
「FOMCは目的地に近付いており、データを照合するために金利を維持」
「インフレをできるだけ緩やかに下げる必要がある」
「米国の銀行システムは安全、健全、回復力がある」
 

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

FOMCによるドル利上げ温存、そして利上げ終了による他中銀との違いが鮮明となり、市場ではドル買いが進んでいます。
昨日の日銀会合ならびに植田会見を受けた円売りは一服したものの、148円台しっかり。
ユーロドルは1.06台中盤に下落するなど、ドルの強さが際立ちます。
 

株式

ダウ:33,963.84ドル(-106.58)

ナス:13,211.81(-12.18)

 

 

前日のFOMCが重しとなりダウは4日続落、3万4千ドルを割り込みました。

 

ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。

※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
 

債券

米10年債利回り:4.436%(-0.059)

実質金利:2.062%(-0.055)

 

右軸:期待インフレ率

 

今朝の期待インフレ率は2.374、前日より0.005低下しています。

 

(過去5営業日)

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

実質金利は2.062%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。

 

原油

NY原油11月物は、0.03ドル安の89.63ドルにて終了。

 

 

前日までの調整一服です。

 

貴金属

<前日内部要因>

9月22日金相場表

 

昨日の金は、21円安の9,167円にて終了。
買い玉増加による取組増と思われます。

<金市況>

昨晩のNY金12月物は6.00ドル高の1,945.60ドルにて終了。
今朝の国内金は、13円高の9,180円で終了しています。

 

 

FOMCを受けた大幅安の反動、米債利回り低下も上昇要因となりました。

 

 

SPDR877.39トン(-0.92トン)

 

浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<前日内部要因>

9月22日白金相場表

 

昨日の白金は、32円高の4,388円にて終了。
1週間ぶりの取組増加です。

<白金市況>

昨晩のNY白金10月物は8.40ドル高の940.00ドルにて終了。

今朝の国内白金は、3円高の4,391円で終了しています。

 

 

NY白金は前日までの下げが一服、パラはさらに13ドル下落しています。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

<会員様>

 

中銀ウィーク、おつかれさまでした。

あらためて、ドルの強さが際立った1週間でした。

 

今週もありがとうございました。

 

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