水星逆行終了、流れは変わるか

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谷本　憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

おはようございます。

注目経済指標

・中国小売売上高[前年比]4.6%(予想3.0% 前回2.5%)
・中国鉱工業生産[前年比]4.5%(予想3.9% 前回3.7%)
・米NY連銀製造業景気指数1.9(予想-10.0 前回-19.0)
・米輸入物価指数[前月比]0.5%(予想0.3% 前回0.1%)
・米鉱工業生産[前月比]0.4%(予想0.1% 前回0.7%)
・米ミシガン大学消費者信頼感指数67.7(予想69.0 前回69.5)

ニュース、要人発言

中国の遠洋、全オフショア債の支払い一時停止－不動産危機深刻化
中国の不動産開発で25位の遠洋集団は15日、流動性逼迫を理由に全オフショア債の支払いを一時停止すると発表した、中国の不動産危機が一段と悪化している(ブルームバーグ)
米自動車労組、ビッグ3の3工場で史上初の一斉スト入り
全米自動車労組(UAW)は15日未明、米3大自動車メーカー(ビッグ3)との労使交渉の不調を理由に、3社の3工場で「史上初」の一斉ストライキに入った(ロイター)
植田総裁発言と市場解釈にギャップ、日銀の認識ほぼ変わらず－関係者
日本銀行の植田和男総裁の発言を受け、市場でマイナス金利政策の解除など早期の政策正常化観測が強まる中、日銀内では発言内容と市場の解釈とのギャップを指摘する声が出ている、事情に詳しい複数の関係者への取材で分かった(ブルームバーグ)
FRB、追加利上げ予想示し利下げ開始ずれ込みへ－エコノミスト予想
連邦公開市場委員会(FOMC)は19、20両日の会合でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを5.25－5.5%に据え置くとともに、来年5月に利下げに踏み切るまで、この水準に維持する見通し(ブルームバーグ)
ECB当局者、政策金利4%はインフレ抑制に十分な可能性
欧州中央銀行(ECB)の当局者2人は15日、4%の政策金利を長期間維持することがインフレ抑制にとって十分な可能性があるとの考えを示した(ブルームバーグ)
ラガルドECB総裁
「2%のインフレ目標に戻るだろう」
「EU政府は財政赤字・債務削減に集中すべき」
「利下げについては議論していない、言葉を発したことない」

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

先週の土曜日、読売新聞による単独インタビューにて植田総裁は年内のマイナス金利解除もあり得るとしていましたが、昨日東京タイム午後のブルームバーグ報道はこれを否定。
市場の認識と植田発言に乖離があるとしており、ドル円は上昇に転じています。
148円乗せはお預けとなりましたが、「神田ライン」とされているこの水準を試すのかどうか、祝日中の動きが警戒されます。

株式

ダウ：34,618.24ドル(-288.87)

ナス：13,708.34(-217.71)