灰色のサイ | 浪風谷本

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商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

▼灰色のサイ

 

サイはおとなしく、普段人間に危害を及ぼすことはありません。

しかし何らかの理由でいったん暴れ始めると、手が付けられなくなります。

「灰色のサイ」とは経済用語で、「現時点では軽視されているものの将来大きなリスクを引き起こす可能性があるもの」を指します。

米国の作家ミシェル・ワッカー氏が、2013年のダボス会議で提起しました。

現在世界中に「灰色のサイ」がウヨウヨいるはずです。

 

これまで灰色のサイはおとなしくしており、市場も存在を容認しているかのようでした。

いくら増えようが大きくなろうが、市場はその都度サイをスルーし続けています。

そのうちリスクに慣れ始め、株式市場は悪い材料にも反応しづらくなっていました。

 

ところがついにサイのうちの一頭が、暴れ始めています。

 

▼中国債務

 

中国不動産最大手碧桂園控股(カントリー・ガーデン・ホールディングス)をはじめとした債務再編の動きが噴出、中国リスクが意識されはじめました。

 

 

 

上海総合指数は節目の3,150を迎え、人民元は対ドルで年初来安値を更新しています。

 

 

 

官民合わせて5,000兆円とも1京円とも言われている中国の債務残高ですが、これら債務を中国経済が支えられなくなっています。

 

 

7月17日に中国国家統計局が発表した中国GDPは前年比6.3%でしたが、世界経済はこの数字を前提としている一方、6.3%という数字そのものが信用されていない怖さがあります。

 

そしてついに今朝、天下の「スポニチ」に登場しました。

 

 

北戴河会議を経て、灰色のサイが暴れ始めました。

 

 

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