米10年債利回りは16年ぶり高水準、今週はイベントウィーク

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谷本　憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

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注目経済指標

特になし

ニュース、要人発言

中国2カ月ぶり追加利下げ、1年物0.1%　資金需要を刺激
中国人民銀行は21日、追加利下げに踏み切った、事実上の政策金利と位置づける最優遇貸出金利の1年物を従来の年3.55%から年3.45%に引き下げた、6月に続く2カ月ぶりの引き下げで、低迷する資金需要を刺激する狙いだ(日本経済新聞)
中国企業、相次いで自社株買い発表　当局の株価対策受け
中国の上場企業30社以上が18日以降、自社株買いの計画を相次いで発表している、規制当局が株価対策の一環で自社株買いを奨励する意向を示したことが背景(ロイター)
上海株大引け　続落、年初来安値を更新　金融に売り
21日の中国・上海株式相場は続落した、上海総合指数の終値は前週末比38.9753ポイント(1.24%)安の3092.9777と年初来安値を1月3日以来、7カ月半ぶりに更新した、2022年12月30日以来の安値となる(日本経済新聞)
中国国有銀、オフショア人民元の流動性吸収　売り持ちコスト上昇
複数の関係筋によると、中国の大手国有銀行が21日、オフショア人民元の流動性を積極的に吸収している、これを受け、人民元を売り持ちにするコストが上昇した(ロイター)
インフレ2%超で高止まりのリスク、インフレ抑制難しく＝独連銀
ドイツ連邦銀行(中央銀行)は21日公表した月報で、基調インフレ率がピークに達した可能性はあるが、物価圧力の緩和ペースは遅すぎ、消費者物価上昇率が2%超で高止まりするリスクが高まっていると指摘した(ロイター)
国債利払い、想定金利1.5%
財務省は2024年度予算案の概算要求で、国債の元利払いの想定金利を1.5%とする調整に入った、23年度予算から0.4ポイント引き上げる(日本経済新聞)
中国の統計、操作か不備か　その両方かも
中国の若者の失業率は6月に過去最高の21.3%に達した、これを受けて中国の国家統計局(NBS)は同失業率の公表を停止した、今回の措置は、好ましくない情報を隠蔽(いんぺい)するために中国政府がどこまでやるのか見極める上で注目されている(WSJ)

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

先週末より続く中国国営銀行による人民元買い支えがこの日も継続され、昨日のドル円もアジアタイムでは145円台前半水準で横ばいでした。
しかし欧州タイムに入るとドルが買い戻される動きとなり、米債利回りも一時16年ぶり水準へ上昇するなどドル高の様相となりました。
ドル円は再び146円台に乗せており、ユーロドルも1.09をはさんだ動きです。
明日からいよいよBRICS会議、そして週末はジャクソンホール会議が予定されています。

株式

ダウ：34,463.69ドル(-36.97)

ナス：13,497.59(+206.81)