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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
注目経済指標
・ユーロ圏マネーサプライ[前年比]0.6%(予想0.9% 前回1.0%)
・米MBA住宅ローン申請指数-1.8%(前回1.1%)
・米新築住宅販売件数69.7万件(予想72.5万件 前回71.5万件)
・FOMC政策金利5.25-5.50%(予想5.25-5.50% 前回5.00-5.25%)
・EIA原油在庫 原油60万バレル減 クッシング260.9万バレル減
ニュース、要人発言
日銀はYCCから脱却を、2%目標上回るインフレ圧力継続へ-IMF
国際通貨基金(IMF)のチーフエコノミスト、ピエールオリビエ・グランシャ氏は、日本の物価には上振れリスクがあるとし、日本銀行に対して現在のイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策から脱却するよう提言した(ブルームバーグ)
景気判断、消費回復で全国引き上げ 財務省7月報告
財務省は26日、7月の経済情勢報告をまとめた、全国の景気判断を1年6カ月ぶりに引き上げた、新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に移行し、旅行や飲食などのサービス消費が回復している(日本経済新聞)
中国、複合機の技術移転要求を撤回 外資企業に配慮か
中国政府は外資企業に求めていた複合機などオフィス機器の技術移転方針について、一部を撤回する方向で検討に入った(日本経済新聞)
TikTok、米国で中国製品のネット通販来月開始=関係筋
短編動画投稿アプリを手掛ける「TikTok」は中国企業の製品を各国で販売するためのプログラムを立ち上げる計画で、8月にまず米国で開始する、関係筋が明らかにした(ロイター)
FOMC
上下限金利ともに0.25%引き上げ、上限金利5.50%下限金利5.25%とした
FOMC声明
「インフレ抑制へ追加引き締めの度合いを検討へ」
「追加情報を引き続き評価へ」
「利上げ決定は全会一致」
「雇用は堅調に増加、失業率は依然として低い」
「インフレは上昇、インフレリスクに非常に注意を払っている」
「経済活動は適度なペースで拡大している」
「今後の行動は引き締めの影響、経済および金融の動向次第」
パウエルFRB議長
「金融引き締めの完全な効果はまだ感じられていない」
「FOMC将来の利上げについてデータに応じたアプローチをとる」
「経済活動は適度なペースで拡大している」
「労働市場は引き続き非常に逼迫している」
「住宅セクターは回復したが、2022年の水準を大幅に下回る」
「労働力の供給と需要の均衡を示す兆候が続いている」
「名目賃金の伸びは若干の鈍化の兆しを示している」
「インフレを2%に到達させるプロセスには長い道のりがある」
「インフレがもたらすリスクに細心の注意を払う」
「一部のセクターでは引き締めの影響が見られている」
「インフレ抑制はトレンドを下回る成長を意味する可能性が高い」
「6月のCPIの減速は歓迎だが、それは1か月だけ」
「FOMCは金融政策は制限的だと考えている」
「データが正当化するなら9月利上げはあり得る」
「9月は利上げをする可能性もしない可能性も」
「より強い成長はさらなるインフレにつながる可能性」
「今後、緩やかな成長を予想」
「今のところディスインフレは進行」
「会合のデータは期待とほぼ一致」
「FOMCはコアインフレ率の低下を望んでいるが、依然として高水準にある」
「スタンスがより制限的になり、リスクが増大している」
「しばらくは金利を高水準に維持する必要がある」
「失業率急増なしである程度のディスインフレを達成できたのは本当の祝福」
「任務の継続が必要、しばらく続けなくてはならない」
「適切であればさらに引き締める用意がある」
「あまりにも長期にわたって、金利は景気抑制的ではなかった」
「最終的な金利到達点に近づくにつれ、利上げペースは鈍化する」
「金融政策のラグについて多くの不透明感」
「この日の利上げは適切」
「実質FF金利水準、有意なプラス領域にある」
「金利上昇で住宅市場が減速している」
「コスト圧力の緩和は供給問題の緩和を示している」
「FEDは今年利下げしないだろう」
「FOMCの何人かが来年利下げを期待している」
「インフレが低下すれば、利下げの時期」
「FRBスタッフはもう今年は景気後退を予測していない」
「労働市場条件のさらなる緩和が必要だろう」
「実質賃金がプラスになることは素晴らしいこと」
「賃金は当初インフレの重要な原因ではなかったが、今後はその可能性が高い」
「FOMCができる最善のことは物価の安定を回復すること」
「FEDがインフレに取り組まなければ痛みはさらに大きくなる」
マッカーシー米下院議長、バイデン氏の弾劾調査開始を示唆
米連邦議会下院の共和党議員らが、バイデン大統領の弾劾調査の実施に向けた行動に出る可能性が浮上している、共和党のマッカーシー下院議長が26日までに示唆した(CNN)
バイデン氏次男、罪認める 税金未納で司法取引
バイデン米大統領(80)の次男で、税金未納と銃所持を巡る容疑で訴追されたハンター氏(53)が26日、東部デラウェア州の連邦地裁に出廷した、米メディアによると、税金未納の罪を認め、既に合意した司法取引の手続きを進めた(共同通信)
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
先ほど公表されたFOMC政策金利は、事前予想通り25bp利上げ。
FF金利はリーマンショック直前の水準を越える5.25-5.50%へと引き上げられました。
声明は6月会合と比べ変わりなし、パウエル会見も前回を踏襲。
早期の利下げ期待を牽制、ただ9月会合についてはオープンを強調しています。
会見の後半は、賃金への言及が多く見られました。
市場の反応はややドル安、ドル円は一時140円を割り込み、ユーロドルは一時1.11水準を回復。
その後は決算を受けたドル買いも見られるなど全般大きな動きは見られず、ゲタはECBそして日銀に預けられています。
株式
ダウ:35,520.12ドル(+82.05)
ナス:14,127.28(-17.28)
会合後のドル安が株価をサポート、ダウはプラス圏で引け13連騰です。
「ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。
※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
債券
米10年債利回り:3.863%(-0.022)
実質金利:1.498%(-0.006)
右軸:期待インフレ率
今朝の期待インフレ率は2.365、前日より0.020低下しています。
(過去5営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
実質金利は1.498%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。
原油
NY原油9月物は、0.85ドル安の78.78ドルにて終了。
在庫減少が確認されたものの、80ドル突破ならず…でした。
貴金属
金
<前日内部要因>
7月26日金相場表
昨日の金は、9円安の8,901円にて終了。
ようやく取組の減少が止まりました。
<金市況>
昨晩のNY金12月物は、6.70ドル高の2,009.50ドルにて終了。
今朝の国内金は、15円安の8,886円で終了しています。
ドル安がNY金相場をサポートしましたが、大きな動きには至っておりません。
SPDR:917.26トン(-1.74トン)
浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」
<会員様>
…
白金
<前日内部要因>
7月26日白金相場表
昨日の白金は、19円安の4,335円にて終了。
4月限から先限への乗り換えが引き続き観測されています。
<白金市況>
昨晩のNY白金10月物は、4.60ドル安の972.00ドルにて終了。
今朝の国内白金は、13円安の4,322円で終了しています。
パラも25ドル下落、中国株価に左右される展開が続いています。
浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」
<会員様>
…
今晩はECB、明日はいよいよ日銀金融政策決定会合です。
ウクライナ侵攻後に日銀会合は計11回開催されましたが、JPX金当日朝と日銀金融政策決定会合を経た引け値の比較はこのようになっています。
ご参考までに。
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谷本 憲彦
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