実質金利は今年の最高を更新 | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・ユーロ圏生産者物価指数[前年比]-1.5%(予想-1.3%  前回0.9%)
・米耐久財受注[前月比]1.8%(予想1.7%  前回1.7%)
・米製造業受注指数[前月比]0.3%(予想0.8%  前回0.3%)

 

ニュース、要人発言

需給ギャップ、1-3月期は-0.34% 12四半期連続マイナス=日銀
日銀は5日、1-3月期の需給ギャップの試算値が-0.34%になったと発表、マイナスは12四半期連続で、需要面からの物価押し上げ圧力が依然として弱いことを示している(ロイター)
魏建国元中国商務次官
「輸出規制は反撃の始まりに過ぎず、わが国にはさらに多くの制裁の手段と種類がある」
ルメール仏財務相
「食品業界の4~5大企業は価格引き下げの約束を守っていない」
ナーゲル独連銀総裁
「金利は一段と上昇すべき、どこまで上昇するかの判断は時期尚早」
「高金利の新たな時代に入ったとの見方を宣言することには慎重」
英中銀、住宅市場の崩壊懸念も-ピーク金利6%未満とブルーベイ想定
イングランド銀行は、住宅市場崩壊の引き金になることを恐れ、予想ほど政策金利を引き上げないとRBCブルーベイ・アセット・マネジメントは考え、その方向に賭ける投資を行っている(ブルームバーグ)
ビスコ・イタリア中銀総裁
「ECB、追加利上げなしでインフレ率回帰可能」
ショルツ独首相
「ゼロ金利を続けることは不可能だ」
メローニ伊首相
「ECBの追加利上げは経済に悪影響」
ルーマニア中銀
政策金利を現行の7.00%に据え置く事を決定した
FOMC議事要旨
「ほぼ全員の当局者が6月会合での金利据え置きを支持」
「GDPは直近の数四半期は底堅かったが、2023年の残り期間は抑制されるだろう」
「ほぼ全員が年内の追加利上げを予想」
「コアインフレは年初から持続的な緩和を示せなかった」
「一部の当局者は6月会合での25ベーシスポイントの利上げ支持」
「国債発行による潜在的な市場のひずみについて議論」

ウィリアムズNY連銀総裁
「インフレ率が依然として高過ぎることに満足していない」
「インフレの期待は非常に安定している」
「直近の米金融政策の決定を110%支持」
「我々は金利に関して、さらにやるべき仕事がある」
 

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

日本時間明日21時半に公表される米雇用統計を控えていたからなのか、今朝公表されたFOMC議事録に対する市場の反応は一時的でした。
とはいえ、議事録では鈍化しないコアインフレに言及。
目新しさはなかったものの、当局による引き締め姿勢をうかがえる内容でした。
飛び石連休明けのNY市場は総じてリスク回避的なドル高が支配的、ユーロドルは1.08台中盤にまで沈んでいます。
ドル円は144円台での横ばいが続いています。

 

株式

ダウ:34,288.64ドル(-129.83)

ナス:13,791.66(-25.11)

 

 

中国経済に対する警戒やドル高が、株価の上値を抑えました。

ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。

※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
 

債券

米10年債利回り:3.936%(+0.081)

実質金利:1.681%(+0.082)

 

右軸:期待インフレ率

 

今朝の期待インフレ率は2.255、前日より0.007低下しています。

 

(過去5営業日)

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

実質金利は1.681%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。

 

原油

NY原油8月物は、2.00ドル高の71.79ドルにて終了。

 

 

サウジ、ロシアによる自主減産表明が原油相場を支えました。

 

貴金属

<前日内部要因>

7月5日金相場表

 

昨日の金は、2円高の8,936円にて終了。
引き続き限定的な先限への乗り換えが続きますが、取組減少は一服の兆しです。

<金市況>

昨晩のNY金8月物は、2.40ドル安の1,927.10ドルにて終了。

今朝の国内金は、37円安の8,899円で終了しています。

 

 

ドル安を背景とした序盤の強気相場から一転、NYタイム入り以降は米債利回り上昇がNY金の上値を抑えました。

 

 

SPDR:917.86トン(-4.04トン)

 

浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<前日内部要因>

7月5日白金相場表

 

昨日の白金は、7円高の4,216円にて終了。
2月限の売り玉、4月限の買い玉がそれぞれ落ちています。

<白金市況>

昨晩のNY白金10月物は、9.00ドル高の925.00ドルにて終了。

今朝の国内白金は、8円高の4,224円で終了しています。

 

 

パラも30ドル上昇、中国経済に対する期待と懸念が交錯しています。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

<会員様>

 

実質金利が年初来を更新、昨年11月に記録した1.749%が意識されます。

 

本日もよろしくお願いいたします。

 

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