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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
注目経済指標
・英消費者物価指数[前年比]10.1%(予想9.8% 前回10.4%)
・ユーロ圏消費者物価指数[前年比]6.9%(予想6.9% 前回6.9%)
・米MBA住宅ローン申請指数-8.8% (前回5.3%)
・EIA原油在庫 原油458.1万バレル増 クッシング108.8万バレル減
ニュース、要人発言
ホワイトハウス
バイデン大統領と議会民主党指導部は連邦債務上限をめぐり共和党と交渉しないと表明した
欧州3月新車販売
前年同月比26％増の142万台、2021年5月以来の大幅増を記録
英政府統計局
3月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比10.1%上昇、特に食品は約40年ぶりの大幅な上昇
4月決定会合でのYCC修正、日銀内で慎重な意見広がる－関係者
日本銀行が来週開く金融政策決定会合では、イールドカーブコントロール(YCC)政策を修正することへの慎重な意見が行内に広がっている、米欧の金融不安に伴う海外経済の不確実性の高まりや、市場機能の改善についてなお見極めが必要との認識が背景(ブルームバーグ)
レーンECBチーフエコノミスト
「基本シナリオが維持されれば、5月利上げが適切に」
デコス・スペイン中銀総裁
「3月の基調が維持されているなら、金利について着手すべき」
シュナーベルECB専務理事
「次回会合で何を決めるか断言できない」
米地区連銀経済報告
「米経済活動はここ数週にほぼ変わらず」
「消費者支出は全般的に横ばいからわずかに減少」
「成長期待はほとんど変わっていない」
「雇用の伸びは鈍化、労働市場の逼迫は緩和」
「賃金はいくらかの緩和を示しているが、依然として上昇」
「物価水準は緩やかに上昇」
「物価上昇率は鈍化しているように見える」
「消費者物価は依然として高い需要により上昇」
インド人口が世界最多に、年央ごろ中国を290万人上回る＝国連
国連は19日、インドの人口が中国を抜いて世界最多となり、今年半ばには中国の人口を290万人上回るとするデータを公表した(ロイター)
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
ブルームバーグは、次回日銀会合でのYCC修正は慎重と報道。
ドル円は一時135円台に上昇するなど、クロス通貨の強さがこの日も際立っています。
特にポンド円は瞬間168円に迫るなど、日欧金融政策の温度差が意識されています。
株式
ダウ：33,897.01ドル(-79.62)
ナス：12,157.23(+3.82)
決算や金融政策の見極め姿勢から、株式市場はマチマチでの引けでした。
「ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。
※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
債券
米10年債利回り：3.585%(+0.010)
実質金利：1.295%(+0.013)
右軸：期待インフレ率
今朝の期待インフレ率は2.290、前日より0.002低下しています。
(過去5営業日)
右軸：実質金利(上下逆注意)
実質金利は1.295%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。
原油
NY原油6月物は、1.66ドル安の79.24ドルにて終了。
世界的な利上げ圧力が、景気見通しや原油価格に対する下押し要因となりました。
貴金属
金
＜前日内部要因＞
4月19日金相場表
昨日の金は、8円安の8,618円にて終了。
反発場面では、一部買い玉が降りたと推測されます。
＜金市況＞
昨晩のNY金6月物は、12.40ドル安の2,007.30ドルにて終了。
今朝の国内金は、1円高の8,619円で終了しています。
世界的な引き締め圧力による下押し、NYタイムではドル安が下支えとなりました。
SPDR:926.57トン(+2.31トン)
浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」
＜会員様＞
…
白金
＜前日内部要因＞
4月19日白金相場表
昨日の白金は、85円高の4,517円にて終了。
助かった10、12月限買い玉は降りましたが、一部は先限へ乗り換えられました。
＜白金市況＞
昨晩のNY白金7月物は、8.40ドル高の1,105.70ドルにて終了。
今朝の国内白金は、70円高の4,587円で終了しています。
パラジウムは24ドル安、上昇は6営業日で止まりました。
浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」
＜会員様＞
…
ポンド円は、昨年12月以来の170円が意識されます。
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谷本 憲彦
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