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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
注目経済指標
・日本消費者物価指数[東京都区部除生鮮][前年比]%(予想3.1% 前回3.3%)
・中国製造業PMI51.9(予想51.6 前回52.6)
・独小売売上高指数[前年比]-7.0%(予想-5.1% 前回-4.0%)
・英GDP[前期比]0.6%(予想0.4% 前回0.4%)
・ユーロ圏消費者物価指数[前年比]6.9%(予想7.1% 前回8.5%)
・米個人所得[前月比]0.3%(予想0.2% 前回0.6%)
・米個人支出[前月比]0.2%(予想0.3% 前回2.0%)
・米PCEコア・デフレーター[前月比]0.3%(予想0.4% 前回0.5%)
・米シカゴ購買部協会景気指数43.8(予想43.0 前回43.6)
・米ミシガン大学消費者信頼感指数62.0(予想63.3 前回63.4)
ニュース、要人発言
3月東京都区部消費者物価(除く生鮮)は前年比+3.2%＝総務省
総務省によると、3月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は前年同月比3.2%上昇した、前月は同3.3%上昇だった(ロイター)
IMF
日本は金融緩和からの早期撤退を避けるべきだと指摘
日本銀行
4-6月期の長期国債買い入れ予定を発表、中長期・超長期ゾーンで1回当たりの買い入れ予定額のレンジを1-3月期から拡大した
ビスコ伊中銀総裁
「欧州の銀行システムは十分な資本を有している」
ラガルドECB総裁
「コアインフレ、依然として顕著に高過ぎる」
「利上げが機能し始めている」
「インフレ率を2％の目標に戻さなければならない」
「金利でまだ進むべき余地ある」
ビルロワドガロー仏中銀総裁
「ECBの政策金利、もう少し利上げの余地」
ウィリアムズNY連銀総裁
「雇用の成長は力強い」
「インフレ率は、物価目標を大きく上回っている」
「長期のインフレ期待指標は、2％の物価目標の水準と一致」
「インフレ率は、今後2年で長期物価目標に近づいていく」
「成長減速と金融引き締めは、労働市場を幾分緩和する」
「失業率は徐々に上昇し、来年は4.5％と予想」
「景気の先行きは不確実」
「金融政策は、データに基づいて決める」
「5％のインフレ率は単純に高すぎるため、引き下げる必要がある」
「銀行の混乱は2008年の金融危機とは大きく異なる」
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
米経済指標を受け市場ではドル安が進んだものの、円以外の通貨に対しては強含み。
年度末要因もあったのか、クロス通貨が下押しの動きとなっています。
とりあえず、3月相場が終わりました。
株式
ダウ：33,274.15ドル(+415.12)
ナス：12,221.91(+208.44)
次回会合での金利据え置き期待から、ダウは上値を伸ばしました。
「ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。
※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
債券
米10年債利回り：3.471%(-0.077)
実質金利：1.145%(-0.069)
右軸：期待インフレ率
今朝の期待インフレ率は2.326、前日より0.005低下しています。
(過去5営業日)
右軸：実質金利(上下逆注意)
実質金利は1.145%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。
原油
NY原油5月物は、1.30ドル高の75.67ドルにて終了。
リスクオンムードの高まりを受け、NY原油は続伸しました。
貴金属
金
＜前日内部要因＞
3月31日金相場表
昨日の金は、78円高の8,437円にて終了。
日中取引ではギャップを開けて最高値を更新、取組は増加しています。
＜金市況＞
昨晩のNY金6月物は、11.50ドル安の1,986.20ドルにて終了。
今朝の国内金は、51円安の8,386円で終了しています。
ドル高の流れから、NY金は反落となりました。
SPDR:929.47トン(変わらず)
浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」
＜会員様＞
…
白金
＜前日内部要因＞
3月31日白金相場表
昨日の白金は、47円高の4,167円にて終了。
金の大幅上昇を受け、白金は玉整理が進みました。
＜白金市況＞
昨晩のNY白金7月物は、6.20ドル高の1,003.10ドルにて終了。
今朝の国内白金は、8円高の4,175円で終了しています。
パラジウムも6ドル高と買い戻し継続、白金は1,000ドル乗せで3月を締めました。
浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」
＜会員様＞
…
3月相場、お疲れさまでした。
来週の「復活祭連休」が本命と思われます。
今月もありがとうございました。
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