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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
注目経済指標
・独製造業PMI46.5(予想48.1 前回47.3)
・ユーロ圏製造業PMI48.5(予想49.3 前回48.8)
・独ZEW景況感調査28.1(予想23.0 前回16.9)
・米製造業PMI47.8(予想47.2 前回46.9)
・米中古住宅販売件数400万件(予想410万件 前回403万件)
ニュース、要人発言
レーン・フィンランド中銀総裁
「3月以降の追加利上げの可能性は非常に高いものの、夏にはターミナルレート(政策金利の最終到達水準)に達すると予想」
黒田日銀総裁
「為替の水準へのコメントは控える」
「為替レートは様々な要因で変動する」
「為替市場の動向が市場や物価に与える影響を注視する」
早川元日銀理事
「植田氏は恐らくYCCを好ましく思っていないと推察される」(ブルームバーグ)
豪中銀議事要旨
「政策金利を据え置く選択肢を排除」
「インフレと賃金の上向きのサプライズというパターンが、より大きな動きを支持」
松野官房長官
「(岸田首相のウクライナ訪問について)検討しているが、決まったものではない」
プーチン・ロシア大統領
「(ウクライナ侵攻について)直面する課題を着実に解決していく」
「戦争を始めたのは西側諸国であり、われわれは止めようとしている」
「地上戦で敗北することはあり得ない」
「ウクライナ侵攻を国民の大多数が支持している」
「西側諸国の経済制裁は奏功していない」
ゴールドマン・サックス・チーフエコノミスト
「ここから計75bp追加され、2024年まで利下げはなしというのが、一段と可能性が高い結論と見受けられる」(ブルームバーグ)
ラガルドECB総裁
「ECBはインフレと戦うと決意」
「ECBはインフレを2％に戻すことを決意」
「金利の上昇はデータ次第」
「3月の利上げ後に何が起こるかはデータ次第」
「3月に金利を50bp引き上げる意向」
「現在、ユーロ圏で賃金と価格のスパイラルは見られない」
「インフレは減速し始めた」
「2023年はユーロ圏諸国のリセッション見込まず」
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
連休明けとなった米国市場ではドル引き締め懸念が支配的となり、ドル高が優勢です。
ユーロドルは1.06台中盤へと沈み、ドル円は135円台へと上昇しています。
3月会合での50bp利上げ確率が、24%へと上昇しています。
株式
ダウ：33,129.59ドル(-697.10)
ナス：11,492.30(-294.97)
1カ月近く踏ん張ったダウの下値抵抗33,000ドル台後半レベルを下抜けています。
「ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。
※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
債券
米10年債利回り：3.955%(+0.140)
実質金利：1.528%(+0.078)
右軸：期待インフレ率
今朝の期待インフレ率は2.427、前日より0.078上昇しています。
(過去5営業日)
右軸：実質金利(上下逆注意)
実質金利は1.450%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。
原油
NY原油3月物は、0.18ドル安の76.16ドルにて終了。
ドル高や株安が、上値を抑えました。
貴金属
金
＜前日内部要因＞
2月21日金相場表
昨日の金は、5円安の7,928円にて終了。
先2本のサヤが2円に拡大しました。
＜金市況＞
昨晩のNY金4月物は、7.70ドル安の1,842.50ドルにて終了。
今朝の国内金は、19円高の7,947円で終了しています。
ドル高や債券利回り上昇、株安などにより、軟調推移でした。
SPDR:919.92トン(変わらず)
浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」
＜会員様＞
…
白金
＜前日内部要因＞
2月21日白金相場表
昨日の白金は、23円高3,996円にて終了。
総取組が再び金を上回りました。
＜白金市況＞
昨晩のNY白金4月物は、27.20ドル高の948.60ドルにて終了。
今朝の国内白金は、93円高の4,089円で終了しています。
パラジウムも28ドル上昇、買い戻された後売られませんでした。
浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」
＜会員様＞
…
米10年債利回りは、昨年11月以来の水準にまで上昇しています。
白金はなぜ反発したのか？
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