バーキン「柔軟に対応できる25bpの利上げ幅が良いと思う」 | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・英小売売上高指数[前月比]0.5%(予想-0.3%  前回-1.2%)
・米輸入物価指数[前月比]-0.2%(予想-0.1%  前回-0.1%)
・米景気先行指標総合指数[前月比]-0.3%(予想-0.3%  前回-1.0%)

 

ニュース、要人発言

中国共産党、コロナ対策で「決定的な勝利」主張
中国国営中央テレビによると、中国共産党の最高指導部にあたる政治局常務委員会は16日に開いた会議で、中国の新型コロナウイルス対策について「死亡率は世界で最も低いレベルを保っており、大きな、決定的な勝利を収めた」と主張した(産経新聞)
内田日銀理事
「(中銀デジタル通貨に関して)4月からのパイロット実験を実施」
欧州ガス先物がメガワット時50ユーロ割れ、1年5カ月ぶり
欧州の天然ガス先物が17日に下落、1年5カ月ぶりにメガワット時当たり50ユーロを割り込んだ、欧州にとってここ数十年で最大のエネルギー危機が後退している(ブルームバーグ)
シュナーベルECB理事
「われわれは勝利宣言にまだ程遠い」
「一層強く行動せざるを得ないかもしれない」
ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)
「2022年の金の総需要は4740.7トンと前年比18%増加、11年ぶりの高水準」(日本経済新聞)
ゴールドマン・サックス
16日付のノートで「より力強い成長と高進するインフレのニュースを考慮し」、年内利上げあと3回と予想、政策金利のターミナルレートは5.25-5.50%と見込んだ
バーキン・リッチモンド連銀総裁
「労働市場は強く、インフレ圧力に」
「供給網は修復し、インフレは低下している」
「IT企業のリストラが伝わるものの、企業は人員削減に消極的」

「柔軟に対応できる25bpの利上げ幅が良いと思う」
「インフレは数か月前に峠を越えており、上昇していない」
「数か月でインフレが2%に向けて低下しない場合、多くの利上げが必要」
「最近の雇用、消費の強さは季節的要因」
ボウマンFRB理事
「インフレは依然として高過ぎる」
「さらなる進展が見られるまで利上げを続ける必要」
ビルロワドガロー仏中銀総裁
「ECBのインフレ鈍化の努力が景気後退を引き起こすことはない見通し」
「ECBは必要な限り、金利を高水準に保つ必要がある」
全米先物協会(CFTC)
英IONトレーディングのサイバー攻撃による影響が業界を揺るがし続けているとして、週末に公表する週間建玉報告の公表を今週も延期、早ければ24日にも再開

 

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

今月雇用統計以降続いたドル高の流れですが、前日のブラード総裁発言により加速。
ドル円は一時135円11銭まで上昇しましたが、ドル買いの流れはようやく一服。
1.06近くまで下落していたユーロドルも、現在は1.07近くまで戻しています。
50bp利上げに言及したブラード総裁に対し、昨晩のバーキン・リッチモンド連銀総裁は「25bp刻み」とおっしゃっています。

 

株式

ダウ:33,826.69ドル(+129.84)

ナス:11,787.27(-68.56)

 

 

ドル高一服により、ダウは反発に転じました。

ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。

 

※ヒンデンブルグ・オーメンとは

1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル

 

債券

米10年債利回り:3.815%(-0.046)

実質金利:1.450%(-0.039)

 

右軸:期待インフレ率

 

今朝の期待インフレ率は2.365、前日より0.012低下しています。

 

(過去5営業日)

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

実質金利は1.450%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。

 

原油

NY原油3月物は、2.15ドル安の76.34ドルにて終了。

 

 

前日の在庫増をはじめ、引き締め長期化による需要減退懸念が上値を抑えました。

 

貴金属

<前日内部要因>

2月17日金相場表

 

昨日の金は、9円高の7,901円にて終了。

乗り換え中心、取組に大きな変化は見られませんでした。

 

<金市況>

昨晩のNY金4月物は、1.60ドル安の1,850.20ドルにて終了。

今朝の国内金は、32円高の7,933円で終了しています。

 

 

一時1,830ドルを割り込む動きも見られましたが、ドル高一服により買い戻されました。

 

SPDR:919.92トン(-1.16トン)

 

浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<前日内部要因>

2月17日白金相場表

 

昨日の白金は、37円高3,989円にて終了。

引き続き取組は増加、買い意欲は強いと思われます。

 

<白金市況>

昨晩のNY白金4月物は、9.60ドル安の921.40ドルにて終了。

今朝の国内白金は、28円安の3.961円で終了しています。

 

 

パラジウムも33ドル安、JPX金白金価格差が4,000円に迫っています。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

<会員様>

 

来週は「納会」→「天皇誕生日(祝日取引)」→「発会」というスケジュール、潮目が変わるのか注目されます。

 

今週もありがとうございました。

 

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