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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
<今週の予定>
・14日:日銀総裁人事案国会提出、米国消費者物価指数
・16日:金正日誕生日(光明星節)
・20日:米国プレジデンツデー、新月
<CFTC建玉明細>
米商品先物取引委員会(CFTC)
英IONトレーディングのサイバー攻撃による影響が業界を揺るがし続けているとして、週末に公表する週間建玉報告の公表を延期しているが、今週も公表を延期すると発表した
先週も更新されませんでした…。
CFTCとは”US. Commodity Futures Trading Commission”の略で、米商品先物取引委員会のこと。各取引所の建玉明細を開示することを義務付けており、毎週金曜日引け後にその週の火曜日時点の参加者別建玉明細”Commitments of Traders”を公表している。
<今週の見通し>
先々週末に公表された米国雇用統計をきっかけに、5月FOMCでの利上げ確率が上昇。
雇用統計発表後には約50%、先週末時点では80%を越えています。
今のところ、2023年末時点でのFF金利見通しは5%をはさんで五分五分。
そんななか利上げ期待を加速させるのか注目されるのが、火曜日に公表される「米国消費者物価指数」です。
事前予想は前年比6.2%で、前回6.5%からは鈍化予想です。
しかし前回数字が上方修正されるなど、流動的です。
米CPI、22年12月は前月比0.1%上昇に上方改定
米労働省が10日に発表した消費者物価指数(CPI)の年次基準改定によると、2022年12月のCPIは前月比0.1%上昇と、当初発表の0.1%下落から上方改定された。
11月のCPIも0.1%上昇から0.2%上昇に改定された。(10日付ロイター)
FedWatchによると、6月会合での利上げ確率も4割へと上昇しています。
CPIの結果によっては6月利上げ期待が高まる可能性もあり、14日の結果が注目されます。
同じ日に、日銀正副総裁人事案が国会に提出される見通しです。
政府、日銀の正副総裁案14日国会提示で調整へ=関係筋
4月に任期満了となる日銀の黒田東彦総裁の後任人事案について、政府が2人の副総裁候補とともに14日に国会に提示する方向で調整していることが9日、分かった。複数の政府・与党関係者が明らかにした。
日銀の正副総裁人事は衆参両院の同意が必要な人事案件。預金保険機構監事や公正取引委員会委員など他の複数の機関の人事案と同時に提示する。
自民党の高木毅国会対策委員長が10日にも立憲民主党の安住淳国対委員長に提示方針などを説明し、具体的な日程を協議する見通し。
衆参両院で実施する正副総裁候補の所信聴取の日程は未定。
黒田総裁は4月8日、雨宮正佳副総裁と若田部昌澄副総裁は3月19日に任期満了を迎える。
岸田文雄首相は8日の衆院予算委員会で「主要国中央銀行トップの緊密な連携や、内外の市場関係者に対する質の高い発信力と受信力が格段に重要になってきていると認識しており、こうした点に十分配慮して人選を行っていきたい」と述べている。(9日付ロイター)
2005年12月1日に発売された植田和男氏著「ゼロ金利との闘い」は、どこも在庫切れ。
さすがにひっくり返されることはなさそうですが、日銀人事を巡る報道が警戒されます。
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
<会員様向け>
…
これまでの総裁人事は、大蔵省と日銀による「たすき掛け」でした。
植田氏は東大名誉教授、今回総裁就任となると戦後初の「学者出身」の総裁誕生です。
今朝の北新地、雨が似合います。
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