CPI加速を受け、5月利上げ確率は85%へ上昇

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谷本　憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

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注目経済指標

・日本実質GDP[前期比年率]0.6%(予想2.0% 前回-1.0%)
・ユーロ圏GDP[前年比]1.9%(予想1.9% 前回1.9%)
・米消費者物価指数[前月比]0.5%(予想0.5% 前回0.1%)
・米消費者物価指数[前年比]6.4%(予想6.2% 前回6.5%)
・米消費者物価指数[コア][前月比]0.4%(予想0.4% 前回0.4%)
・米消費者物価指数[コア][前年比]5.6%(予想5.5% 前回5.7%)

ニュース、要人発言

カービーNSC戦略広報調整官
13日の記者会見で、中国人民解放軍が偵察気球を使った情報収集に関与していると米政府が断定したことを明らかにした(共同通信)
西村経産相
「(日銀総裁人事について)デフレから脱却し、アベノミクスを仕上げていくことを期待」
次期NEC委員長
「バイデン氏、ブレイナードFRB副議長をNSC委員長に指名へ」(ブルームバーグ)
政府人事案
日銀の次期総裁として、政府人事案で植田和夫元審議委員を提示
日銀人事の情報管理
日本銀行の正副総裁人事が国会提示前に報道されたことに関し、松野官房長官は16日午前11時からの衆院議院運営委員会理事会に出席し、情報管理体制を報告する(ブルームバーグ)
植田和男氏
「国会の承認が得られれば、誠心誠意頑張ろうと思う」
榊原英資元財務官
「日本銀行は4月の総裁就任が見込まれる植田和男氏の下で10－12月(第4四半期)に利上げをする可能性がある」
イスタンブール株式市場
トルコ当局はイスタンブール証券取引所の取引を15日に再開する方針(ブルームバーグ)
浜田防衛相
政府が保有を決めた「反撃能力」整備の一環として、米国製の巡航ミサイル「トマホーク」を来年度に一括契約で購入する方針を明らかにした
リントナー独財務相
「EUの財政ルール改革案には修正が必要」
習近平中国国家主席
「イランと貿易・農業・インフラでの協力を深める」
「中国は国際情勢・地域情勢の変化にかかわらず、イランとの友好関係を発展させてゆく」
マクルーフ・アイルランド中銀総裁
「ECBはインフレ率を目標値に戻すために力強く行動し、政策金利を3.5％を超えて引き上げる可能性がある」(WSJ)
マズルーイUAEエネルギー相
「2024年の石油市場、需要より供給が大きな問題に」
バーキン・リッチモンド連銀総裁
「インフレは正常化しつつあるが、鈍化のペースは緩慢だ」
「インフレが当局目標を大きく上回る水準で続いた場合は、さらなる行動が必要かも」
ローガン・ダラス連銀総裁
「最も重要なリスクは、FEDの引き締め幅が少な過ぎる事」
「納得のいくインフレの低下まで緩やかな利上げを見込む」
ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁
「利上げは完了していないが、終わりに近付きつつある」
「今年の一定時点において十分に制約的になると見込んでいる」
「25BPの利上げを維持することが必要」
「FOMCが3月会合で何を行うか、まだ分からない」
「CPIの結果は、インフレがゆっくりと下降している事を示す」
「金利が5％を超える水準が必要」