【ドル円】逆日銀ショック時高値131円57銭が意識される

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谷本　憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

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注目経済指標

・米景気先行指標総合指数[前月比]-1.0%(予想-0.7% 前回-1.1%)
・ユーロ圏消費者信頼感-20.9(予想-20.0 前回-22.0)

ニュース、要人発言

習中国国家主席
「人民の生命と健康を最大限に守った」
「対策を常に最適化した」
クレイン米大統領首席補佐官、数週間以内に退任へ＝関係筋
複数の関係筋は21日、米ホワイトハウスのロン・クレイン大統領首席補佐官(61)が数週間以内に退任する予定であることを明らかにした(ロイター)
日本のGDP、今年にもドイツに抜かれ4位転落の恐れ
米中に次ぎ世界第3位の日本の名目国内総生産(GDP)が、経済の長期停滞などを受けて早ければ2023年にもドイツに抜かれ、4位に転落する可能性が出てきた(産経新聞)
12月日銀会合で37分間の中断、政府出席者から申し出－議事要旨
日本銀行が予想外の金融緩和策の修正を決めた昨年12月20日の金融政策決定会合で、政府側の出席者からの要請に基づき、会議が一時中断していたことが23日公表の議事要旨で分かった、中断時間は午前10時51分から午前11時28分までの37分間(ブルームバーグ)
松野官房長官
ロシア外務省が、北方領土周辺海域での日本漁船の安全操業をめぐる政府間協定の協議に応じない方針を在露日本大使館に伝えたことを明らかにした
日銀、5年物の共通担保資金供給オペ1兆円を通知
日本銀行は23日午後の金融調節で共通担保資金供給オペを通知した、通知額は1兆円で、期間は2023年1月24日から28年1月24日までの5年物(ブルームバーグ)
ナーゲル独連銀総裁
「ECBは景気後退を引き起こすことなくインフレを目標値に戻す」
イエレン米財務長官
「サプライチェーンの問題は、著しく緩和した」
「米国の堅調な労働市場とインフレの改善は続くと考えている、極めて有益な兆しだ」
パキスタン中銀
政策金利を1.00％引き上げ17.00％にする事を決定した
カジミール・スロバキア中銀総裁
「あと2回、50bpの利上げを行う必要があると確信している」
ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁
「ECBは利上げをより段階的に行う必要がある」
エルドアン・トルコ大統領
「スウェーデンはNATO加盟で支持を期待すべきでない」
ラガルドECB総裁
「金利はまだ大幅に上昇する必要がある」
「インフレを目標に戻すために方策を維持」
「インフレを引き下げなければならない」

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

昨日日銀が実施した5年物の共通担保資金供給オペの応札により、日本国債利回りは低下。
円売り圧力が続いており、ドル円は130円台後半水準にまで上昇。
先週の「逆日銀ショック」時に記録した131円57銭が意識されます。
円以外の通貨に対してドルはほぼ横ばい、円が「最弱通貨」です。

株式

ダウ：33,629.56ドル(+254.07)

ナス：11,364.41(+223.98)