株式市場はようやく当局者発言を意識し始めたか | 浪風谷本

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Tel:06-6300-5757(代表
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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・日本貿易収支[通関ベース]-14,485億円(予想-16,700億円  前回-20,290億円)
・トルコ中銀政策金利9.00%(予想9.00%  前回9.00%)
・米住宅着工件数138.2万件(予想135.8万件  前回140.1万件)
・米建設許可件数133.0万件(予想136.5万件  前回135.1万件)
・米新規失業保険申請件数19.0万件(予想21.4万件  前回20.5万件)
・EIA原油在庫 原油840.8万バレル増 クッシング364.6万バレル増
 

ニュース、要人発言

メスター・クリーブランド連銀総裁
「(政策金利は)まだ5%や、それを上回る水準には達していない」
「私の景気予測に基づくと、そうした水準に到達する必要がある」
「行動し続ける必要があると考える、行動の規模に関しては会合で議論する」
ビルロワドガロー仏中銀総裁
「ECBの政策金利は夏までにピークに達する可能性がある」
ゴピナートIMF筆頭副専務理事
中国経済について、新型コロナ対策解除後の感染動向からみて第2四半期以降に急激な回復を遂げる可能性があるとの見解を示した
習近平中国国家主席
「(新型コロナウイルスの感染爆発について)非常に激しかったし、感染拡大も速かった」
貿易赤字最大の19.9兆円 22年、円安と資源高響く
財務省が19日発表した2022年の貿易統計速報によると、輸出額から輸入額を引いた貿易収支は19兆9713億円の赤字だった、比較可能な1979年以降で最大の赤字となった、円安と資源高で輸入額が大幅に増えた(日本経済新聞)
ナセル・サウジアラムコCEO
「世界的に原油の生産余力は日量200万バレル残されている」
「短期的な供給途絶を緩和可能である」
「中長期的に、生産能力は十分ではない」
クノット・オランダ中銀総裁
「ECBは複数回の50bp利上げを計画している」
マレーシア中銀
政策金利を現行の2.75%に据え置く事を決定した
インドネシア中銀
政策金利を0.25%引き上げ5.75%にする事を決定した
ノルウェー中銀
政策金利を現行の2.75%に据え置く事を決定した
ラガルドECB総裁
「インフレ期待が不安定化している兆候ない」
「ユーロ圏は小幅なマイナス成長にとどまる可能性」
「ユーロ圏経済の縮小は小幅に留まる可能性」
「経済ニュースは一段と前向きなものになっている」
トルコ中銀
政策金利を現行の9.00%に据え置く事を決定した
ベイリー英中銀総裁
「英国のインフレ率は急低下に向かっている」
「労働市場がインフレの上振れリスク」
「英国の長いが浅いリセッション見込む」
ECB議事要旨
「最終的な決定は0.75ポイント利上げと同等との認識」
「一部委員はより速いペースの量的引き締めを支持」
ジョルダン・スイス中銀総裁
「一定の金融引き締めが恐らくは選択肢に」
コリンズ・ボストン連銀総裁
「利上げペースの減速は適切」
「インフレ抑制のための引き締めは続く」
イエレン米財務長官
「米財務省は債務上限対応で特別措置を講じ始めた」
ブレイナードFRB副議長
「インフレ率2%までには時間と決意が必要」
「インフレなお高水準で、金融当局はやり遂げる」
「十分に抑制的な政策はしばらく必要」

 

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

昨晩公表されたECB議事要旨から当局のタカ派姿勢が確認され、ユーロドルは1.08しっかり推移。
利上げ幅を25bpに戻すとの思惑が否定され、次回会合でも大幅利上げが見込まれます。
日銀による政策変更期待から東京タイムには127円76銭まで下落したドル円でしたが、現在は128円台中盤にまで買い戻されています。
 

株式

ダウ:33,044.56ドル(-252.40)

ナス:10,852.27(-104.74)

 

 

前日に続き引き締め継続懸念や、それに伴う景気後退リスクが意識されています。

ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。

 

※ヒンデンブルグ・オーメンとは

1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル

 

債券

米10年債利回り:3.395%(+0.025)

実質金利:1.161%(-0.088)

 

右軸:期待インフレ率

 

今朝の期待インフレ率は2.234、前日より0.113上昇しています。

 

(過去5営業日)

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

実質金利は1.161%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。

 

原油

NY原油2月物は、0.85ドル高の80.33ドルにて終了。

 

 

在庫は増えていたものの、売り一巡後はドル安などを好感し、買い戻されました。

 

貴金属

<前日内部要因>

1月19日金相場表

 

昨日の金は、122円安7,841円にて終了。

10月限を売って、12月限を買う動きが続きます。

 

<金市況>

昨晩のNY金2月物は、16.90ドル高の1,923.90ドルにて終了。

今朝の国内金は、110円高の7,951円で終了しています。

 

 

米国の債務上限を巡る懸念もあり、NY金は大幅反発です。

 

SPDR:912.43トン(+1.45トン)

 

浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<前日内部要因>

1月19日白金相場表

 

昨日の白金は、33円安4,247円にて終了。

4,300円から取組が増加、買い玉が増えていると思われます。

 

<白金市況>

昨晩のNY白金4月物は、2.60ドル安の1,041.10ドルにて終了。

今朝の国内白金は16円高の4,263円で終了しています。

 

 

景気悪化懸念から白金は上値の重い動き、金白金価格差は再び拡大しました。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

<会員様>

 

今週が終わると、米国はブラックアウト期間入り。

あとは、WSJで確認するしかありません。

 

本日もよろしくお願いいたします。

 

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