【日銀】円安から「金利上昇バッシング」へシフト | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・中国GDP[前年比]2.9%(予想1.6%  前回3.9%)
・中国小売売上高[前年比]-1.8%(予想-9.0%  前回-5.9%)
・中国鉱工業生産[前年比]1.3%(予想0.1%  前回2.2%)
・独消費者物価指数[前年比]8.6%(予想8.6%  前回8.6%)
・独ZEW景況感調査16.9(予想-15.0  前回-23.3)
・米NY連銀製造業景気指数-32.9(予想-8.6  前回-11.2)
 

ニュース、要人発言

日銀正副総裁人事案、2月10日に国会提示で政府調整=関係筋
日銀の正副総裁3人の後任人事について、政府が2月10日を軸に国会に提示する方向で調整していることがわかった、複数の政府・与党関係者が17日までに明らかにした(ロイター)
中国、実質2.9%成長に失速 10-12月コロナで混乱
中国国家統計局が17日発表した2022年10-12月の国内総生産(GDP)は、物価の変動を調整した実質で前年同期比2.9%増えた、7-9月の3.9%増から減速した(日本経済新聞)
鈴木財務相
「(日銀に関し)経済物価金融情勢踏まえ、適切な金融政策に期待」
レーンECB専務理事
「成長を制限し始める水準まで金利をさらに引き上げる必要があるが、金利サイクルの最終的なピークはまだ不透明」
センテノ・ポルトガル中銀総裁
昨年第4四半期のユーロ圏経済が予想を上回り、プラス成長になった可能性があると指摘
劉鶴・中国副首相
「中国の成長は平時に戻る公算が大きいと自信」
「中国の市民生活は平時を回復した」
英賃金
英政府統計局の17日発表によれば、昨年11月までの3カ月間の平均賃金は前年同期比6.4%増、前例のないペースで上昇(ブルームバーグ)
ショルツ独首相
「ドイツが今年のリセッションを回避すると確信している」
「米国との貿易戦争が起きないのは事実」
ECBは2月に50bp、3月に25bp利上げの可能性も-関係者
関係者によると、ラガルド総裁が示唆したように2月は50bpの利上げを実施する公算が引き続き大きいが、3月は利上げ幅を25bpとする案に支持が集まりつつある(ブルームバーグ)

ビルドワドガロー仏中銀総裁
「経済の良好な抵抗力は現実的で合理的な方法で金利を引き上げる手段を与え、インフレを打ち負かすことができる」
バーキン・リッチモンド連銀総裁
「我々が既にインフレのピークに達したことを望んでいる」
「インフレが高止まりする限り、利上げは必要」
中国総人口、減少に転じる 61年ぶり、改革開放後初
中国国家統計局は17日、2022年末の中国の総人口が前年末と比べ85万人減り、14億1175万人になったと発表した、減少は1961年以来61年ぶりで、改革開放後初(共同通信)

 

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

1月のNY連銀製造業景況指数は急低下、ブルームバーグによると新型コロナウイルスのパンデミックが始まって間もない2020年5月以来の低水準となりました。
株価は下押しの動き、ドル円の上値も抑制しています。
本日の日銀金融政策決定会合も警戒されています。
また、ブルームバーグ報道もあり、ユーロには利上げ減速期待が台頭。
ユーロドルは、1.08をはさんだ動きとなっています。

 

株式

ダウ:33,910.85ドル(-391.76)

ナス:11,095.11(+15.95)

 

 

昨年3月の利上げから10ヵ月が経過、経済指標や決算に影響が出始めたのかもしれません。

ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。

 

※ヒンデンブルグ・オーメンとは

1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル

 

債券

米10年債利回り:3.549%(+0.046)

実質金利:1.231%(+0.073)

 

右軸:期待インフレ率

 

今朝の期待インフレ率は2.207、前日より0.017低下しています。

 

(過去5営業日)

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

実質金利は1.383%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。

 

原油

NY原油2月物は、0.32ドル高の80.18ドルにて終了。

 

 

中国経済指標の上振れを好感し一時81ドル台にまで上昇したものの、後半は上げ幅を削りました。

 

貴金属

<前日内部要因>

1月17日金相場表

 

昨日の金は、21円高7,887円にて終了。

前日に続き取組減は一服、徐々に買い玉が増えています。

 

<金市況>

昨晩のNY金2月物は、11.80ドル安の1,909.90ドルにて終了。

今朝の国内金は、32円安の7,855円で終了しています。

 

 

連休明けは、利益確定売りが優勢となりました。

 

SPDR:909.24トン(-2.90トン)

 

浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<前日内部要因>

1月17日白金相場表

 

昨日の白金は、5円高4,313円にて終了。

12日には30,189枚にまで減少した総取組でしたが、徐々に増えてきました。

 

<白金市況>

昨晩のNY白金4月物は、25.60ドル安の1,046.90ドルにて終了。

今朝の国内白金は55円安の4,258円で終了しています。

 

 

パラジウムも53ドル安、ややリスク回避的な動きが見られます。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

<会員様>

 

日銀を巡る報道については、各社見解が異なるなど意見が分かれています。

少なくとも報道は「円安バッシング」から、「金利上昇バッシング」へと移行しています。

 

本日もよろしくお願いいたします。

 

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