【ムーブメント？】引き締め減速が主流に

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谷本　憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

おはようございます。

注目経済指標

・ユーロ圏マネーサプライ[前年比]6.3%(予想6.0% 前回6.1%)
・米MBA住宅ローン申請指数-1.7%(前回-4.5%)
・米新築住宅販売件数60.3万件(予想58.0万件前回67.7万件)
・カナダ中銀政策金利3.75%(予想4.00% 前回3.25%)
・EIA原油在庫　原油258.8万バレル増　クッシング66.7万バレル増

ニュース、要人発言

ワクチン接種義務を違法と判断
ニューヨーク州の最高裁判所は新型コロナウイルスのワクチン接種義務に従わずに解雇された職員16人を復職させ、給与を支払うように命じた
日本銀行
国債買い入れオペを当初計画から増額
鈴木俊一財務相
政府・日本銀行による為替介入の可能性について「ノーコメント」
英財務省
英中銀と英財務省は、英経済に対する信頼と安定を回復するために緊密に協力することで合意(25日の会談にて)
キッシンジャー元米国務長官
来日中のキッシンジャー元米国務長官が、首相官邸にて岸田首相と会談(日本経済新聞)
ハント英財務相
「中期財政計画発表を11月17日に延期へ、OBR経済予測とともに公表」
英政府
「11月17日発表の中期財政計画で350億ポンド規模の財源不足の確保を目指す」
メローニ伊首相
最大約100億ユーロの新たな景気支援策検討
カナダ中銀
政策金利を0.50％引き上げ3.75％にする事を決定した
マクレム・カナダ銀行総裁
「BOCは金利上昇の影響を慎重に評価する」
「カナダ経済は過熱感が続いている」
「利上げが成長の重しになり始めている」
「利上げ趨勢は終了に近付きつつある」
フィッチ
アルゼンチンの格付けを「CCC-」に引き下げ

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

米経済指標の減速などにより、市場は引き続き当局による引き締めペース減速を期待。
CME FedWatchによると、前日まで五分五分だった12月会合での75bp利上げ確率は38%にまで低下しています。
ブラックアウト期間ということも手伝い、ドルは一方的に下落の動き。
ドル円は146円台前半へ下落、ユーロドルはパリティを回復しています。
政策金利が公表されたカナダですが、予想を下回る利上げ幅となり、対ドルで大きく下落しています。

株式

ダウ：31,839.11ドル(+2.37)

ナス：10,970.99(-228.13)