パウエルさん、またしても利下げを匂わせてしまう… | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・米MBA住宅ローン申請指数3.8%(前回-1.2%)
・米中古住宅販売件数480万件(予想470万件  前回482万件)
・FOMC政策金利3.00-3.25%(予想3.00-3.25%  前回2.25-2.50%)
・EIA原油在庫 原油114.1万バレル増  クッシング34.3万バレル増
 

ニュース、要人発言

日銀が臨時の国債買いオペ通知
日銀は21日午前に臨時の国債買い入れオペ(公開市場操作)を2本通知した
ロシア議会下院
「戦闘中の兵士が指示に従わなかったり脱走した場合などの処罰を重くする法案を可決した、自発的に降伏した兵士には10年の懲役刑」(ロイター)
プーチン大統領
「軍事作戦の目標に変更はない」
「ロシアは21日から部分動員を開始」
「我が領土の一体性が脅威にさらされる場合、保持するすべての手段を利用する」
デギンドスECB副総裁
「為替レートは注意深くみるべき最も重要な変動要因の一つだ」
「景気減速もしくは景気後退だけではインフレ鈍化には不十分」
「出国」、「動員回避」への関心高まる
プーチン大統領が予備役の動員を命じたことを受け、ロシア国内では航空券予約サイト「Aviasales」の検索数が急増、「動員を回避する方法」というフレーズの検索も増加
FRB
「政策金利の75bp引き上げを決定」
「政策判断、賛成12票反対0票」
「公定歩合を0.75%引き上げ3.25%に」
FOMC声明
「利上げ継続が適切」
「雇用は堅調に回復し、失業率は低い水準にとどまっている」
「インフレは引き続き上昇しており、需給を反映している」
「インフレリスクに非常に注意を払っている」
「決定は満場一致」
パウエルFRB議長
「インフレを2%とすることに強いコミット」
「FEDにはツールがあり、価格の安定を回復することを決意」
「FEDは十分に制限的な金利への回帰を模索」
「物価安定なくして経済機能しない」
「物価安定はFEDの責務」
「労働市場は引き続きバランスを失っている」
「成長の弱さにかかわらず、労働市場は非常にタイト」
「物価上昇圧力は幅広い分野に及ぶ」
「インフレリスクは上振れ」
「2021年の力強い成長以来、経済は減速」
「住宅市場は大幅に弱体化している」
「FEDは労働市場のバランスが改善すると予想」
「当局者は依然としてインフレリスクの増大を認識」
「インフレ期待は抑制されたままだが、現状に満足することはできない」
「インフレ緩和の有力な証拠を探している」
「インフレ期待は十分に固定されているように見える」
「いつか利上げペースを落とすのが適切になるだろう」
「FOMCは需要を緩和するために力強く迅速な措置を講じる」
「インフレ率の低下により、トレンドを下回る成長が持続する可能性」
「将来の利上げペースは景気次第」
「労働市場の状況が緩和する可能性」
「労働市場の鈍化の証拠はわずかしかない」
「インフレ率の低下には雇用市場の軟化と成長の弱さが必要になる可能性が高い」
「FEDは仕事が終わったと感じるまでそれを続ける」
「メッセージはジャクソンホールから変わっていない」
「景気抑制的な水準へ利上げする必要」
「失業率が大幅に上昇することなく、求人数が減少する可能性」
「利下げ検討前に、インフレが2%に向けて低下する確証が欲しい」
「現在の経済状況は過去の経験から外れている」
「今は抑制的な領域のまさに最低水準にある」
「FEDの政策がリセッションにつながるかどうかは誰にもわからない」
「利上げを一時停止する可能性はあるが、このレベルではない」
「いつか利上げペースを落として効果見極める可能性も」
「FEDは次の利上げの規模を決定していない」
「一つのデータに過度に反応したくない」
「年内利上げ巡り100bpと125bpで意見分かれた」
「MBSの販売は当面考慮していない」
「FEDは現在、バランスシート計画の変更を考慮していない」
「他国の中銀当局と定期的に協議している」
「FOMCはトレンド成長率を約1.8%近辺と考えている」
「成長率がトレンドを下回る可能性が非常に高い」
「経済は力強く堅調」
「経済が力強い状態を維持すると予想する十分な理由がある」
「無痛でインフレを退治する方法はない」
「金融政策が行き過ぎかどうか知るのは困難」
「賃金の上昇はインフレに食いつぶされている」
「価格安定は長期的に経済に利益をもたらす」
「住宅市場は調整局面を通過する必要があるだろう」
「金利上昇の道は物価安定を回復するのに十分だ」

 

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

NHKも速報ニュースを流すなど、FRBは異例となる3会合連続での75bp利上げを敢行。
パウエル会見では例により「将来的な利下げ」を匂わせる発言が聞かれ、一時はリスク選好的なドル安が進展しました。
結局は引き締め継続見通しから株価は大きく下げており、ドル高推移です。
パウエル発言をかなり掲載しましたが、市場の一喜一憂を体感していただけます。

適正なFF金利見通しの中央値(%)

 

<中間予想値>

 

株式

ダウ:30,183.78ドル(-522.45)

ナス:11,220.19(-204.86)

 

 

パウエル会見で戻す場面もありましたが、引けにかけ急速に下げ幅を拡大しました。

ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。

 

※ヒンデンブルグ・オーメンとは

1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル

 

債券

米10年債利回り:3.526%(-0.037)

実質金利:1.157%(-0.006)

 

右軸:期待インフレ率

 

今朝の期待インフレ率は2.369、前日より0.028低下しています。

 

(過去5営業日)

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

実質金利は1.157%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。

 

原油

NY原油11月物は、1.00ドル安の82.94ドルにて終了。

 

 

景気見通しの冷え込みを反映し、続落です。

 

貴金属

<前日内部要因>

9月21日金相場表

 

昨日の金は、16円高7,691円にて終了。

プーチン発言を受け、終盤上げ幅を拡大しました。

 

<金市況>

昨晩のNY金12月物は、4.60ドル高の1,675.70ドルにて終了。

今朝の国内金は、33円高7,724円で終了しています。

 

 

日本時間15時からのプーチン発言により反発したものの、会合後は一時年初来安値更新です。

 

SPDR:952.16トン(-1.16トン)

 

浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<前日内部要因>

9月21日白金相場表

 

昨日の白金は、37円高4,069円にて終了。

価格上昇取組増、先限取組占有率が5割を越えました。

 

<白金市況>

昨晩のNY白金1月物は、2.80ドル安の911.70ドルにて終了。

今朝の国内白金は、56円安4,013円で終了しています。

 

 

プーチン発言により強含む場面も見られましたが、いったん反落となりました。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

<会員様>

 

プーチン会見については前日の小麦7%高などから、警戒されていました。

クリミアのときは、住民投票→併合で終わりました。

 

今年も一年間阪神タイガースを応援いただき、誠にありがとうございます。

 

本日もよろしくお願いいたします。

 

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