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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
▼「CPIショック」を受け、米債利回り急上昇
米金融当局による金融引き締め見通しについて、ここ数日は物価のピークアウトが期待されていたものの、ふたを開けると前年比8.3%という結果でした。
これを受け、市場はあらためてインフレ抑制までの長い道のりを認識しています。
ダウは1,200ドル下落、ドル以外の通貨が売られており、市場では「リスク回避」によるドル高進行が懸念されています。
急速な引き締め懸念を表しているのが、米2年債利回りです。
今朝はついに3.9%に迫る上昇、これは2007年11月以来の水準です。
一方で、10年債利回りも3.4%台中盤へと上昇しています。
今年6月に記録した3.498%に迫る動きです。
2年債利回りは15年ぶりの水準ですが、10年債は未だ年初来すら更新できず。
ということで、「逆イールド」が再拡大です。
▼逆イールド
通常は「短期債利回り<長期債利回り」ですが、稀に逆の動きになる場合があります。
短期債利回りが長期債利回りを上回ることを「逆イールド」と呼んでいます。
・利上げ局面
・景気縮小局面
・デフォルト懸念
これらの要因により、逆イールドになると言われています。
短期債は「政策金利」に近いため、利上げ局面では短期債利回りが上昇します。
昨晩は2年債利回りが166bpも上昇し、逆イールドが急拡大しました。
左軸:債券利回り 右軸:イールドカーブ
お盆に逆イールドは-0.455にまで拡大、その後は緩やかに拡大は縮小しました。
9月に入ると縮小も一服、再び逆イールドが拡大しています。
▼イールドカーブとNY金の相関
FRBは今年3月16日会合にて、2年ぶりに「ゼロ金利解除」を決定しました。
上記「利上げ局面」に入ったわけですが、特に利上げ局面入り以降のイールドカーブ推移とNY金の間には…。
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