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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
注目経済指標
・日本貿易収支-11,140億円(予想-9,859億円 前回-19,512億円)
ニュース、要人発言
FRB議長、6月FOMC前日に慌ただしく会談
75bp利上げした6月FOMC前日に、パウエルFRB議長が複数の政策当局者と慌ただしく会談していたことが、発表された月間スケジュールで分かった(ロイター)
ボウマンFRB理事
週末参加したイベントで、7月に実施した0.75％の利上げについて、今後も「物価上昇率の持続的な低下が確認できるまで同程度の利上げを検討すべきだ」と述べた
デーリー・サンフランシスコ連銀総裁
インフレを抑制するという点で、金融当局が役割を果たしたといえる状況からは「まだ程遠い」と指摘
アツィオーネ
イタリアの中道政党「アツィオーネ」は7日、先週合意したばかりの中道左派・民主党との選挙協力から離脱すると発表した
ECB、イタリアやスペイン債に2.3兆円、6月から7月に再投資か
欧州中央銀行は、PEPPの満期償還金170億ユーロを6月から7月にかけ、イタリアとスペイン、ギリシャ市場に再投資した(FT)
ロシア中央銀行
「非友好国」投資家向けに新たな証券取引規制発表
ペスコフ露大統領報道官
ロシアとウクライナの首脳会談開催の条件は現時点で整っていないと述べた(ロイター)
市況
東京前営業日比
先週末に公表された米国雇用統計を受けたドル買いは一服、ドル円は一時134円台中盤へ下落する場面も見られました。
その後は株価の上昇鈍化を受けドルは買い戻し、現在ドル円は再び135円台を回復です。
原油価格の反発を受け、資源国通貨が堅調に推移しています。
株式
ダウ：32,832.54ドル(+29.07)
ナス：12,644.46(-13.09)
雇用統計以降の買い戻しが一巡、ダウは高値から300ドル押されました。
「ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。
※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
債券
米10年債利回り：2.748%(-0.079)
実質金利：0.276%(-0.076)
右軸：期待インフレ率
今朝の期待インフレ率は2.472、前日より0.003低下しています。
(過去5営業日)
右軸：実質金利(上下逆注意)
実質金利は0.276%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。
原油
NY原油9月物は、1.75ドル高の90.76ドルにて終了。
一時87ドル台前半まで下落したものの、下げ一服となりました。
貴金属
金
＜前日内部要因＞
8月8日金相場表
昨日の金は、35円高7,684円にて終了。
一時7,700円を突破、先限の買い玉が一部降りました。
＜金市況＞
昨晩のNY金12月物は、14.00ドル高の1,805.20ドルにて終了。
今朝の国内金は、49円高7,733円で終了しています。
ドル安を背景に、1,800ドル台に「二度乗せ」です。
SPDR:999.16トン(変わらず)
浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」
＜会員様＞
…
白金
＜前日内部要因＞
8月8日白金相場表
昨日の白金は、18円安3,909円にて終了。
3,900円を上抜き、2，4月限の買い玉が助かり始めました。
＜白金市況＞
昨晩のNY白金10月物は、13.70ドル高の938.40ドルにて終了。
今朝の国内白金は、55円高3,964円で終了しています。
パラジウムは112ドル高、NY白金も一時950ドルに迫る場面もありました。
浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」
＜会員様＞
…
特に先月末のGDP公表以降、ドルに対する評価が目まぐるしく動いています。
お盆休みを控えていますので、一度整理しておきましょう。
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谷本 憲彦
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