【FOMC】パウ「ある時点で利上げのペースを落とすのが適切」 | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

注目経済指標

・ユーロ圏マネーサプライ[前年比]5.7%(予想5.4%  前回5.8%)
・米MBA住宅ローン申請指数-1.8%(前回-6.3%)
・米耐久財受注[前月比]1.9%(予想-0.4%  前回0.8%)
・FOMC政策金利2.25-2.50%(予想2.25-2.50% 現行1.50%-1.75%)
・EIA原油在庫 原油452.3万バレル減 クッシング75.1万バレル増
 

ニュース、要人発言

「コロナは中国・武漢市場が起源」米チームが研究結果
新型コロナウイルスの世界的大流行は、中国・武漢の「華南海鮮卸売市場」が起源で、2019年11月中旬以降に動物から人間へのウイルスの感染が複数回起きていたとする研究結果を、米国の2チームが26日、それぞれ米科学誌サイエンス電子版に発表した
8月上旬来日で調整
ペロシ米下院議長が8月上旬に来日する方向で調整、来日の前後に台湾を訪れるかどうかも注目点になる
中国外務省報道官
「米中首脳の電話会談に関して提供できる情報ない」
「中国による対FRB工作活動報道、事実に基づく根拠なし」
ノルドストリーム1
ガス供給量が27日に容量の20%まで低下、独当局が一段の節約訴え
米上院、半導体法案を可決 生産や開発に補助金7兆円
米議会上院は27日、半導体の生産や研究開発に527億ドル(約7兆2000億円)の補助金を投じる法案を可決した(日本経済新聞)
FOMC
「政策金利の現行目標水準を75bp引き上げ、2.25-2.50%とすることを決定」
「公定歩合を0.75%引き上げ2.50%に」
「インフレリスクに高い注意を払う」
「インフレ率を2%に押し下げることにコミット」
「今回の決定は賛成12票、反対0票」
「支出と生産は軟化したが雇用は力強く伸びている」
「FEDは金利の継続的な上昇を予想」
パウエルFRB議長
「FOMCはインフレを抑えることに強くコミット」
「FOMCには価格の安定性を回復するためのツールがある」
「労働市場は非常にタイト、インフレは高すぎる」
「広範囲にわたる労働市場の状況が改善」
「労働需要は非常に強く、労働供給は抑制されている」
「全般的な経済活動は鈍化しているが、需要は依然強い」
「2%にインフレ率が戻る納得できる証拠を求めている」
「異例の大幅利上げを繰り返すかはデータ次第」
「ある時点で利上げのペースを落とすのが適切である可能性が高い」
「75bpの利上げが適切である可能性」
「FEDの政策は経済を減速させるが、それは必要なこと」
「必要に応じて、より大きな変更をすることを躊躇しない」
「経済減速のいくつかの証拠を認識」
「現在の金利目標は中立の範囲内にある」
「速やかに中立金利水準に向けて引き上げを実施」
「少なくとも小幅な景気抑制的な金利水準に引き上げる必要」
「会合ごとに新たに判断すべき時期に来ている」

「FOMCは来年の利上げを予想、9月に情報更新へ」
「インフレを緩和し、雇用市場を維持するための道筋を認識」
「我々は皆、パンデミック前の労働市場に戻りたい」
「価格の安定性は経済の基盤」
「物価の安定回復で失敗という選択肢はない」

「米経済が今リセッションに入っているとは認識していない」
「新しいFRBの倫理規則は非常に厳しい」

「4-6月期に米需要は鈍化」
「インフレ抑制するため、需要を持続的にポテンシャルを下回って推移させる」
「軟着陸への道はある、それがわれわれのゴールだ」

「軟着陸は失業率の大幅な上昇を意味しない」

「軟着陸はこの数カ月で難易度が上がった」

「軟着陸は失業の有意な増加が見られないことを意味」

「我々は痛みを伴う高インフレがどのように発生するかを理解」

「極的な利上げにもかかわらず、市場は秩序だった」

「食品消費が実際に減少していることを非常に憂慮」

中国の大型ロケット残骸、来週前半に地球落下か
米CNNは26日、米軍の予測として、中国が打ち上げた大型ロケットの残骸が来週前半に地球へ落下する可能性があると報じた(読売新聞)

 

市況

東京前営業日比

(時間は東京タイム)

注目のFOMC政策金利は、市場予想通り75bp引き上げの結果に。
声明発表後の会見でパウエルFRB議長は、将来的な引き締めペース減速について触れており、市場はドル売りの反応を見せています。
株や債券が買われており、クロス通貨の上昇が目立ちます。

 

株式

ダウ:32,197.59ドル(+436.05)

ナス:12,032.42(+469.85)

 

 

パウエル発言を好感し、ダウは大幅高にて終了しました。

ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。

 

※ヒンデンブルグ・オーメンとは

1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル

 

債券

米10年債利回り:2.778%(-0.029)

実質金利:0.320%(-0.117)

 

右軸:期待インフレ率

 

今朝の期待インフレ率は2.458、前日より0.098上昇しています。

 

(過去5営業日)

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

実質金利は0.320%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。

 

原油

NY原油9月物は、2.28ドル高の97.26ドルにて終了。

 

 

株高やドル安を受け、堅調推移です。

 

貴金属

<前日内部要因>

7月27日金相場表

 

昨日の金は、1円高7,535円にて終了。

7,500円台前半水準は、積極的に買われています。

 

<金市況>

昨晩のNY金12月物は、1.80ドル高の1,737.50ドルにて終了。

今朝の国内金は、50円高7,585円で終了しています。

 

 

パウエル会見を経て、ドル安を好感した上昇となっています。

 

SPDR:1,005.29トン(変わらず)

 

浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」

 

<会員様>

 

白金

<前日内部要因>

7月27日白金相場表

 

昨日の白金は、19円安3,764円にて終了。

日中は堅調推移、一部4月限の買い玉が降りました。

 

<白金市況>

昨晩のNY白金10月物は、12.80ドル高の877.20ドルにて終了。

今朝の国内白金は、38円高3,802円で終了しています。

 

 

リスクオンムードを追い風に、NY白金は2週間ぶり高値です。

 

浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」

 

<会員様>

 

低所得者層にとっての食料品価格上昇についての言及が新たに追加されており、パウエル議長もこの点については特に語気が強まりました。

 

本日もよろしくお願いいたします。

 

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