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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定（貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
注目経済指標
・日本実質GDP[前期比年率]-0.5%(予想-1.1% 前回-1.0%)
・インド中銀政策金利4.90%(予想4.80% 前回4.40%)
・独鉱工業生産[前月比]0.7%(予想0.9% 前回-3.7%)
・ユーロ圏GDP[前年比]5.4%(予想5.1% 前回5.1%)
・米MBA住宅ローン申請指数-6.5%(前回-2.3%)
・EIA原油在庫 原油202.5万バレル増 クッシング159.3万バレル減
ニュース、要人発言
黒田日銀総裁
「2%目標の安定的・持続的な実現には賃金上昇重要」
「安定的な円安方向の動きは我が国経済全体にプラス」
「短期での急激な円安の進行は望ましくない」
鈴木財務相
「円安は賃上げの力が弱い状況下ではマイナス面ある」
インド中銀
政策金利を0.50％引き上げ4.90％にする事を決定した
タイ中銀
政策金利を現行の0.50％に据え置く事を決定した
黒田日銀総裁(FT紙イベント)
「日本経済はまだパンデミックからの回復途上にある」
「日銀は緩和継続で経済を支える必要」
「金融緩和はこれまでのところ半分しか成功していない」
世界の中銀の25％、金保有量増やす方針
ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)によると、世界的な金融危機への懸念が高まる中、世界の中央銀行の4分の1が今後1年間で金の保有量を積み増すことを検討している
イエレン米財務長官
「関税の引き下げは、インフレに対して万能薬ではない」
米上院委員会がバー教授を承認
米上院の銀行・住宅委員会が、FRBの金融監督担当の副議長に指名されているミシガン大のマイケル・バー教授を承認した
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
注目のドル円は一時2002年2月以来となる134円48銭まで上昇。
今晩ECB理事会を控えるユーロは対ドルで1.07を堅持しており、全般クロス通貨の強さが目立ちます。
黒田総裁の失言に対する批判が強まっており、政策に変化が見られるのか注目されます。
株式
ダウ：32,910.90ドル(-269.24)
ナス：12,086.27(-88.96)
米債利回り上昇が、株価の上値を抑えました。
「ヒンデンブルグ・オーメン」は消灯です。
※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
債券
米10年債利回り：3.023%(+0.050)
実質金利：0.255%(+0.036)
今朝の期待インフレ率は2.768、前日より0.010上昇しています。
(過去5営業日)
右軸：実質金利(上下逆注意)
実質金利は0.255%へ上昇、NY金に対する下落圧力となります。
原油
NY原油7月物は、2.70ドル高の122.11ドルにて終了。
原油在庫は増えていたものの、ガソリン在庫が81万バレル減少しました。
貴金属
金
＜前日内部要因＞
6月8日金相場表
昨日の金は、55円高7,893円にて終了。
前日の6円逆ザヤから、昨日は3円順ザヤへと変わりました。
＜金市況＞
昨晩のNY金8月物は、4.40ドル高の1,856.50ドルにて終了。
今朝の国内金は、72円高7,965円で終了しています。
利回り上昇と原油高にはさまれ、1,850ドル近辺での横ばいが続いています。
SPDR:1,065.39トン(+2.32トン)
浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」
＜会員様＞
…
白金
＜前日内部要因＞
6月8日白金相場表
昨日の白金は、65円高4,189円にて終了。
先2本のサヤが、前日と比べ14円縮みました。
＜白金市況＞
昨晩のNY白金7月物は、1.30ドル安の1,011.60ドルにて終了。
今朝の国内白金は、3円高4,192円で終了しています。
瞬間1,000ドルを割り込む場面も見られました。
浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」
＜会員様＞
…
気持ちは分からなくもないが、「＃値上げ受け入れてません」はどうかと…。
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