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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
CFTCとは”US. Commodity Futures Trading Commission”の略で、米商品先物取引委員会のこと。各取引所の建玉明細を開示することを義務付けており、毎週金曜日引け後にその週の火曜日時点の参加者別建玉明細”Commitments of Traders”を公表している。
先週末公表されたCFTC建玉明細(5月17日時点)より、注目銘柄についてご紹介いたします。
・NY金
大口投機玉買い越し:175,360枚(前週比17,955枚減)
・NY銀
大口投機玉買い越し:16,114枚(前週比2,968枚減)
・NY白金
大口投機玉買い越し:2,203枚(前週比840枚増)
・NYパラジウム
大口投機玉買い越し:-3,215枚(前週比30枚増)
CFTCによると、NY銀大口投機玉ポジションは16,114枚買い越し。 前週から比べ、2,968枚買い越しが減りました。
先日ご紹介いたしましたように、FRBによる引き締め政策進展とともにNY銀大口投機玉ポジションが売り越しになることが期待されます。 2018年以来となる売り越しになるかもしれません。 現在は、21.41ドルをブレイクしたあとのリターンムーブ中。 22ドル近辺で戻りが一服するかどうか、大変注目されます。 |
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