CFTC建玉明細(2月22日) | 浪風谷本

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商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

CFTCとは”US. Commodity Futures Trading Commission”の略で、米商品先物取引委員会のこと。各取引所の建玉明細を開示することを義務付けており、毎週金曜日引け後にその週の火曜日時点の参加者別建玉明細”Commitments of Traders”を公表している。

 

先週末公表されたCFTC建玉明細(2月22日時点)より、注目銘柄についてご紹介いたします。

 

・NY金

 

大口投機玉買い越し:243,148枚(前週比29,535枚増)

 

・NY銀

 

大口投機玉買い越し:30,302枚(前週比6,746枚増)

 

・NY白金

 

大口投機玉買い越し:17,540枚(前週比7,408枚増)

 

・NYパラジウム

 

大口投機玉買い越し:-1,429枚(前週比429枚減)

 

<反省>

CFTCによると、NY白金大口投機玉ポジションは17,540枚買い越し。

前週から比べ、7,408枚増加しています。

 

Date

売り(枚)

買い(枚)

総取組(枚)

02/15

18,085

28,217

59,897

02/15

14,922

32,462

62,274

 

これまで総取組増はファンド売りの傾向が見られていましたが、今回のウクライナ危機を受けファンドは売りを約3,000枚減らし買いを約4,000枚増やしました。

ファンド買い越し17,540枚は、昨年11月16日(21,013枚)以来の水準です。

 

右軸:総取組(上下逆注意)

 

昨年6月末以降、取組が増加する局面でファンドは売りを増やしていました。

先週の動きは、これまでとは異なります。

今回の買い越し増、取組増はウクライナ危機を受けた一時的なものなのか、今後の推移に注目です。

 

 

 

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