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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
注目経済指標
・独IFO96.5(予想96.7 前回97.7)
・米MBA住宅ローン申請指数1.8%(前回-2.8%)
・米GDP[前期比年率]2.1%(予想2.2% 前回2.0%)
・米新規失業保険申請件数19.9万件(予想26.0万件 前回27.0万件)
・米個人消費[前期比]1.7%(予想1.6% 前回1.6%)
・米コアPCE[前期比]4.5%(予想4.5% 前回4.5%)
・米個人所得[前月比]0.5%(予想0.2% 前回-1.0%)
・米個人支出[前月比]1.3%(予想1.0% 前回0.6%)
・米PCEコア・デフレーター[前月比]0.4%(予想0.4% 前回0.2%)
・米ミシガン大学消費者信頼感指数67.4(予想66.9 前回66.8)
・EIA原油在庫 原油101.7万バレル増 クッシング78.7万バレル増
ニュース、要人発言
次期独首相
「ドイツのショルツ財務相が次期首相に就任する方向」(ブルームバーグ)
ウクライナ情勢緊迫化
ロシアとウクライナの緊張が高まるなか両国が軍事演習を実施、ユーロの重しに
デーリーSF連銀総裁
「資産購入ペース縮小の加速を支持する」
FOMC議事要旨
「参加者らは来年の力強い成長を予想」
「一部の参加者はテーパリング加速の正当性を支持」
「長期的な高インフレの証拠、多くの当局者が認識」
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
好調な経済指標が利上げスケジュールの前倒しを期待させており、この日もドル買い優勢。
ドル円は一時、2017年1月以来の115円50銭を突破。
ユーロドルも一時1.1186まで下落、昨年7月以来の水準です。
株式
ダウ:35,804.38ドル(-9.42)
ナス:15,845.23(+70.09)
感謝祭を翌日に控え、売り一巡後はやや買い戻されて終了しています。
「ヒンデンブルグ・オーメン」が11月18日に点灯しました。
※ヒンデンブルグ・オーメンとは
1937年にドイツで作られた悲劇の飛行船ヒンデンブルグ号になぞられた、米国株式市場のテクニカル的な株価暴落の前兆とされるシグナル
債券
米10年債利回り:1.636%(-0.029)
実質金利:-0.988%(-0.036)
今朝の期待インフレ率は2.624、前日より0.004低下しています。
(過去5営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
実質金利はマイナス0.988%へ低下、NY金に対する上昇圧力となります。
現在の実質金利はマイナス圏ですが、いずれプラス圏へ浮上する見通しです。
原油
NY原油1月物は、0.11ドル安の78.39ドルにて終了。
引き続き備蓄放出と生産国による増産見送り観測の綱引き、感謝祭前で動意薄でした。
貴金属
金
<前日内部要因>
11月24日金相場表
限月 |
帳入値段 |
取組高 |
前営業日比 |
Dec-21 |
6,634 |
612 |
-14 |
Feb-22 |
6,625 |
3,603 |
-50 |
Apr-22 |
6,627 |
3,750 |
-42 |
Jun-22 |
6,623 |
3,031 |
-31 |
Aug-22 |
6,620 |
12,549 |
-238 |
Oct-22 |
6,622 |
19,514 |
1,277 |
合計 |
43,059 |
902 |
昨日の金は、140円安6,622円にて終了。
先限取組が大幅に増加、買いが入ったと推測されます。
<金市況>
昨晩のNY金2月物は、0.60ドル高の1,786.90ドルにて終了。
今朝の国内金は1円安6,621円で終了しています。
3日間で約80ドル下落、NYタイムではさすがに下げ一服でした。
SPDR:991.11トン(変わらず)
浪風語録「ETFには逆らうな」
<会員様>
…
白金
<前日内部要因>
11月24日白金相場表
限月 |
帳入値段 |
取組高 |
前営業日比 |
Dec-21 |
3,652 |
914 |
-12 |
Feb-22 |
3,644 |
2,238 |
-51 |
Apr-22 |
3,641 |
8,581 |
-147 |
Jun-22 |
3,618 |
3,289 |
-368 |
Aug-22 |
3,621 |
8,194 |
-947 |
Oct-22 |
3,632 |
10,602 |
1,842 |
合計 |
33,818 |
317 |
昨日の白金は、155円安3,632円にて終了。
4月取組が8月取組を上回りました。
<白金市況>
昨晩のNY白金1月物は、11.10ドル高の975.30ドルにて終了。
今朝の国内白金は4円安3,628円で終了しています。
1,000ドルへのリターンムーブも警戒されましたが、感謝祭を前に動意薄でした。
浪風語録「初割れ買え、二度割れ売れ」
国内白金内部要因を考慮すると、上値の重い動きが続く見通しです。
4月限では「3,000円割れ」などという試算も出ており、引き続き買いはお勧めしにくいのが現状です。
<会員様>
…
今晩は感謝祭、例年動きません。
動くとしたら米国以外の要因、特に新興国でしょう。
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谷本 憲彦
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