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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
カンザスシティ連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)が、今年も開催されます。
開催期間は8月26~28日の予定ですが、公衆衛生上の理由から今年も「バーチャル形式」で行われることとなりました。
ジャクソンホール
アメリカ合衆国ワイオミング州北西部に位置する谷。また、谷に位置する唯一の都市であるジャクソン市を指してジャクソンホールと呼ぶこともある。地名に Hole(穴)とあるが、これはこの谷の北側と東側の山が余りに高く、斜面が急であることから、初期のわな猟師たちが穴に入ったかのように感じたことからついたものであり、カルスト地形に見られるドリーネのような穴があいているわけではない。
ジャクソンホールは近隣のイエローストーン国立公園や谷の西半分を占めるグランドティトン国立公園への玄関口となっている。また全米屈指のスキーリゾートとしても知られている。そのため、ジャクソンホールはワイオミング州のみならず、全米でも有数の観光地となっている。ジャクソン市はそれらの観光地への拠点、および一帯の文化の中心地である。(Wikipedia)
1982年、渓流釣りを趣味としたボルカーFRB議長(当時)の出席を期待して、経済シンポジウム開催を同地に移して以来続いています。
今年のテーマは、「不均衡な経済におけるマクロ経済政策」です。
このシンポジウムには主要国の中央銀行幹部や経済学者が参加して経済政策を討議するため、市場関係者から非常に注目されています。
昨年は新型コロナウィルス感染拡大防止の観点からテレビ会議でしたが、今年もバーチャル形式です。
FRBは来週8月26-28日にワイオミング州ジャクソンホールで開かれるFRBの年次シンポジウムをバーチャル形式に変更する。主催のカンザスシティ連銀が発表した。
特にリーマンショック後のバーナンキ議長(当時)登壇以降、ジャクソンホール会議は各国の金融政策お披露目場と化しています。
2013年同シンポジウムをバーナンキ議長は欠席されましたので、2014年以降のジャクソンホール前後のドル円、日経平均、金を見てみましょう。
開催前営業日終値から閉幕翌営業日終値の比較ですが、見事に噴きあがっています。
いくつか理由がありますが、例年8月末開催ということで過剰に9月FOMCが意識されることがあります。
また金融政策のお披露目なので、張り切って風呂敷を広げることもあるでしょう。
ジャクソンホールは日本でいえば軽井沢、議会証言でもありませんので当然と言えば当然か。
夏の終わりのイベントなので、上げ材料に市場が飢えているケースもあります。
「ジャクソンホール強し!」ですが、テーパリング開始号令による「バーナンキ・ショック」だった2013年はどうだったのか。
こちらです。
ドル円、日経平均株価はやや軟調でしたが、金はこの年から8年連続で上昇しています。
今年も警戒しないといけないでしょう(ちなみに2012年は4,219→4,207円へ下落)。
ひょっとすると、今回のジャクソン・ホール会議はパウエル議長にとって最後になるかもしれません。
よろしければ、こちらもご参考に。
任期終了前年のFRB議長
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