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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
FOMCとは
米国連邦市場委員会(Federal Open Market Committee:FOMC)の略。FRB(Federal Reserve Board:連邦準備制度理事会)理事と連邦準備銀行総裁(地区連銀総裁)が参加する米国の「金融政策の基本方針を決定する会合」。FOMCの構成メンバーは12名だが、そのうちの7名はFRBの理事で残り5名はアメリカに12地区ある連邦銀行の総裁。連邦銀行総裁のうち1名はニューヨーク連邦銀行総裁が務めることになっており、残りの4名は他の連邦銀行総裁が持ち回りする。
FOMCは6週間に1度二日間の日程で開催されますが、FRBはFOMCが終了すると議事要旨を公開しないといけません。
規定では、政策決定から3週間後に議事要旨を公表するとあります。
前回会合は6月16日でしたので、3週間後の7日に「議事要旨」が公表されます。
あくまで「要旨」であり、全記録公表は5年後です。
「要旨」ではあるものの、政策決定に至るまでの議論や各委員の賛否など、決定直後の「声明」とは比べものにならない内容です。
特に6月会合といえば、テーパリング議論「の開始の議論」ということで、一応政策転換に至ったとされているため、注目されています。
また4月会合では、
「大幅な前進には時間がかかる」
「一部はこの先の会合で資産購入ペース縮小の議論開始と予想」
といった声明が公表され、タカ派サプライズとなりました。
当日ダウは160ドル安でした。
6月会合では2023年利上げ賛成人数が倍に増えており、2022年についても18名中7名が利上げを見込んでいます。
急な政策転換となった背景には「止まらない物価指標」に対する警戒があると思われ、このあたりの議論に注目です。
折しも公表されるのは「七夕」です(日本は8日午前3時)。
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