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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
注目経済指標
・インド中銀政策金利4.00%(予想4.00% 現行4.00%)
・米MBA住宅ローン申請指数-5.1%(前回-2.2%)
・米貿易収支-711億ドル(予想-705億ドル 前回-678億ドル)
ニュース、要人発言
米国務省報道官、北京冬季五輪のボイコットに言及
米国務省のプライス報道官は6日の記者会見で、人権侵害などが批判されている中国が2022年に北京で開催する冬季五輪に関しボイコットも選択肢としてあり得るとの立場を示し、同盟・パートナー諸国と対応を協議していく考えを明らかにした。(産経新聞)
スエズ運河で新たに2隻のタンカー座礁
6日、エジプトのスエズ運河で新たに2隻のタンカーが座礁したとニュースサイト「GAC」が報じる。1隻はイタリア船籍の石油タンカー、もう1隻はギリシャ船籍の石油タンカー。両船舶とも、3~4時間後には通常航行に戻ったとのこと。
白金、1カ月半ぶり高値
日経新聞によるとプラチナ価格が上昇、指標となるNY先物は日本時間7日の時間外で一時1トロイオンス1,253ドルと2月下旬以来約1カ月半ぶりの高値を付けた。白金は自動車の排ガス浄化触媒や燃料電池車(FCV)などに使われ、環境規制の強化に伴う需要が増えている。
カプラン・ダラス連銀総裁
「危機のさなかにあるときは積極的に手段を講じるべきであり、現在の資産買い入れや政策スタンス全般を支持している」(WSJ)
ヨーロッパ医薬品庁
「アストラゼネカ製ワクチン接種後に報告されている異常な血栓は、副反応の可能性としてリストされるべきだ」
バーキン・リッチモンド連銀総裁
「パンデミックの最悪の状態は過ぎ去った」
デイリー・サンフランシスコ連銀総裁
「大胆な政策がコロナの影響拡大をとどめるのに役立った」
FOMC議事要旨
「ガイダンスを頻繁に再調整する必要はない」
「国債利回りの上昇は、経済見通しの改善を反映」
「インフレリスクはおおむね均衡と大半の当局者が判断」
パウエルFRB議長
「FOMC定例会合待たずに金利を調整することは可能」
ブレイナードFRB理事
「目標達成まではしばらくかかる」
市況
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
NY午後にFOMC議事録が公表されましたが、出口戦略に関するヒントは得られず、市場の反応は限定的でした。
遅れが指摘されていたユーロ圏のワクチン接種率について改善の傾向が見られており、ドルやポンドに対し、ユーロの強さが際立っています。
株式
ダウ:33,446.26ドル(+16.02)
ナス:13,688.84(-9.54)
「復活祭」連休前とのギャップが33,150ドル近辺にあり、窓埋めのタイミングが注目か。
3月24日に「ヒンデンブルグ・オーメン」が再点灯、警戒が必要です(4月23日まで)。
債券
米10年債利回り:1.674%(+0.018)
実質金利:-0.667%(-0.007)
連休明けは、債券買い戻しが続いています。
先日の「ゴールドマン」報道もあり、利回りは再び上昇に転ずる見通しです。
(過去5営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
実質金利はマイナス0.667%へ小幅に低下、NY金に対する上昇圧力となります。
現在の実質金利はマイナス圏ですが、いずれプラス圏へ浮上する見通しです。
原油
NY原油5月物は、0.44ドル高の59.77ドルにて終了。
一時60ドルを越える場面も見られましたが、株式市場の軟化を受け伸び悩み。
引き続き60ドルを挟んだ振幅が続いています。
貴金属
金
<前日内部要因>
4月7日金相場表
限月 |
帳入値段 |
取組高 |
前営業日比 |
Apr-21 |
6,133 |
768 |
-69 |
Jun-21 |
6,140 |
5,344 |
+18 |
Aug-21 |
6,143 |
7,398 |
-37 |
Oct-21 |
6,140 |
5,101 |
+1 |
Dec-21 |
6,136 |
10,896 |
-121 |
Feb-22 |
6,130 |
20,263 |
-129 |
合計 |
49,770 |
-337 |
昨日の金は、21円安6,130円にて終了。
前日とは真逆、10時からの下落時にやや売り込み、白金価格を見ての買いも入りました。
12月限の買いも一部降りたようです。
<金市況>
昨晩のNY金6月物は、1.40ドル安の1,741.60ドルにて終了。
今朝の国内金は3円高6,133円で終了しています。
NY乗り換え前後の1,730~50ドルゾーン上抜けが警戒されるレベルです。
SPDR:1,028.69トン(前営業日比-0.36トン)
浪風語録「中央銀行とETFには逆らうな」
<会員様>
…
白金
<前日内部要因>
4月7日白金相場表
限月 |
帳入値段 |
取組高 |
前営業日比 |
Apr-21 |
4,373 |
1,099 |
+12 |
Jun-21 |
4,368 |
831 |
-61 |
Aug-21 |
4,376 |
966 |
+27 |
Oct-21 |
4,364 |
2,472 |
-76 |
Dec-21 |
4,370 |
6,708 |
-502 |
Feb-22 |
4,371 |
14,658 |
+156 |
合計 |
26,734 |
-444 |
昨日の白金は、96円高4,371円にて終了。
注目の12月限出来高は1,310枚、取組は7,210→6,708枚へと低下。
5営業日連続で取組減、個人投資家はかなり買いポジションを降りたと思われます。
<白金市況>
昨晩のNY白金7月物は、8.60ドル安の1,231.90ドルにて終了。
今朝の国内白金は42円安4,329円で終了しています。
国内は「はらみ線」が出現、目先天井となるのか注目です。
会員様
…
今週注目のFOMC議事録でしたが、テーパリングに関するヒントは見えませんでした。
今日はウチの次男坊も入学式ですが、ちゃんと開催されるのでしょうか。
新入学生のみなさま、おめでとうございます。
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谷本 憲彦
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