昨日(3月1日)終了時の金、白金取組枚数が、話題になっています。
金
|
|
先限取組枚数 |
|
2月26日 |
6,022 |
|
3月1日 |
8,241 |
白金
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先限取組枚数 |
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2月26日 |
6,452 |
|
3月1日 |
8,117 |
金8,241枚>白金8,117枚となり、新ポ発会後4営業日目にしてようやく金が白金を上回りました。
手元の資料によると、過去7年間新ポ発会において、白金取組が金を上回ることはありませんでした。
もっとさかのぼると確認できるかもしれませんが、私は確認できませんでした。
新ポ発会当日、先月24日「令和3年最低取組から復活なるか」をご紹介しましたが、「新規買いの規模」、「12月限jからの乗り換え」がポイントと書きましたが、見事裏切られました。
それが「前代未聞、白金に取組負ける」という形で表れています。
新規買いが入らない、乗り換えが進まない背景には、やはり「個人買いがつかまっている」から。
先週金曜日更新「投資部門別建玉内容集計表」によると、個人投資家は19,247枚買い越しです。
|
Date |
金 |
個人 |
買い越し |
増減 |
取組 |
|
|
売 |
買 |
|||||
|
1/22 |
6,206 |
11,996 |
30,033 |
18,037 |
-1,339 |
51,819 |
|
1/29 |
6,208 |
12,754 |
29,176 |
16,422 |
-1,615 |
50,319 |
|
2/5 |
6108 |
10477 |
30447 |
19,970 |
+3,548 |
51007 |
|
2/12 |
6,153 |
11,676 |
28,885 |
17,209 |
-2,761 |
50,000 |
|
2/19 |
6,034 |
9,473 |
28,720 |
19,247 |
+2,038 |
49,018 |
2月5日、19日週にそれぞれ大きく買いポジションが膨らんでおり、いずれも12月限が先限。
最終的にはこのときの買い玉が重しとなっており、玉移行が行われていません。
前者で出来高の多かった時間、値段帯は「2月2日22時6,190~6,233円」「2月4日23時6,071~6,134円」。
後者は「16日から17日にかけて6,103~6,176円」。
もっと上もありますが、最近では6,100円台の買い玉がかなりつかまっています。
当面の注目は、12月限の取組が減るかどうか(3月1日時点で16,812枚)。
この限月もしくは6,8月限が投げない限り、底打ちは難しいでしょう。
お読みいただき、本当にありがとうございます。
清き1票をよろしくお願いいたします。
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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱ 谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員


