昨日(6月30日)の東京金取引集計表は、次の通りです。
限月 | 出来高 | 取組高 | 帳入値段 |
20/08 | 19 | 1,038 | 6,129 |
20/10 | 224 | 2,235 | 6,138 |
20/12 | 173 | 2,452 | 6,138 |
21/02 | 1,102 | 12,517 | 6,136 |
21/04 | 6,443 | 21,990 | 6,141 |
21/06 | 11,749 | 6,669 | 6,142 |
合計 | 19,710 | 46,901 |
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今年3月お彼岸シーズンに東京金は大きく下落、8月限以降の限月は一代安値を更新。
すべての限月(当時)において、売り玉は一度助かっています。
その後一般は戻りを積極的に売っており、2月限が売られました。
逆に次の4月限は買い進まれており、一般カテゴリは「2月売り4月買い」となっています。
今回6月限が発会したことにより4月の玉が6月へロールオーバーされていますが、本日の6月限出来高は約2万枚、6月限取組がどれだけ増えているか注目されます。
それと同時に注目されるのが、売りの総本山「2月限」取組。
5,300~5,500円レベルで積極的な売り建ち、5,700円越えではその動きも一服。
2月限には5,300円から最大で5,700円までの売り玉が眠っていますが、今回の上昇により2月限取組が徐々に減ってきています。
終値で初めて6,000円台に乗った6月22日から比べ、昨日時点で約1割の玉が減っています。
そして本日の2月限出来高は約1,900枚出来ており、売り玉の処理が期待予想されます。
2月限売り玉処理がいったんの上昇ピークを演出してくれるか、祈っております。
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清き1票をよろしくお願いいたします。
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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱ 谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員